「つつつ都合いい♪ おおお女です♪」のリズムネタで一世を風靡した女性お笑いコンビ、姫くりさん。
エンタの神様で何度も見た記憶があるのに、気づけばテレビで見かけなくなった……そう思って検索した方が多いのではないでしょうか。
実は姫くりさんは解散したわけではなく、「活動休止」という形のまま止まっていて、そこに至るまでに2度の別れと1度の再結成があったんです。
・姫くりが現在どういう状態にあるのか(解散なのか休止なのか)
・なみえとゆず姉が現在それぞれどこで何をしているのか
・2度の解散・再結成をくり返した時系列と、その後の2人の歩み
姫くりの現在は活動休止中で2人は別々に活動
まず結論からお伝えすると、姫くりさんはコンビとしての活動を止めたまま、現在も再開していません。
ただし2人とも芸能界を去ったわけではなく、それぞれ別の場所でお笑いを続けています。
ここからは、休止に至った経緯と2人の現在地を順番に見ていきますね。
コンビとしては2017年7月から活動休止中
姫くりさんの現在の活動状況は、2017年7月26日からの活動休止です。
この日、メンバーのゆず姉さんが姫くり、および当時所属していたソニー・ミュージックアーティスツ(SMA NEET Project)から脱退し、芸人としての活動を休止することを発表しました。
相方が抜ければコンビは成立しませんから、姫くりさんもそのまま活動休止という扱いになっています。
ここで押さえておきたいのが、姫くりは「解散」ではなく「活動休止」のまま現在に至っているという点です。
公式のプロフィール上も、現在の活動状況は「活動休止中(なみえはピン、ゆず姉は別コンビで活動)」と記載されたままになっています。
つまり、コンビ名そのものは残っているんですね。
実際に2人は一度解散したあと再結成した経験があるので、この「休止」という言葉の重みは、ほかのコンビよりも少しだけ違って見えます。
解散と休止の違いはどこにあるのか
お笑いの世界では、コンビを完全にたたむ場合は「解散」、いったん止めて可能性を残す場合は「活動休止」と表現されるのが一般的です。
姫くりさんの場合、2013年の1度目は「解散」、2017年の2度目は「活動休止」と、実は言葉が使い分けられています。
この違いを知ると、2度目の別れ方が1度目とは少し性格が違っていたことが見えてきますよね。
2度の解散と再結成をくり返した経緯
姫くりさんの歩みは、一度きりの結成と解散ではありません。
結成から活動休止までの流れを時系列で整理すると、次のようになります。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2007年4月 | なみえとゆず(当時)が姫くりを結成 |
| 2011年4月18日 | 主催ライブ「ダイキチ☆ライブ」を開始 |
| 2013年2月28日 | ゆずが脱退し株式会社花を退社。姫くり解散 |
| 2013年3月17日 | ゆずが新芸名「ゆず姉」を発表 |
| 2013年7月 | ゆず姉がソニー・ミュージックアーティスツに所属 |
| 2015年2月1日 | 姫くり再結成。なみえもSMAへ移籍して合流 |
| 2017年7月26日 | ゆず姉の芸人活動休止により再び活動休止 |
2007年4月、オフィス★怪人社で先輩・後輩の関係だった2人がコンビを結成したのが始まりでした。
ちなみに、なみえさんは姫くりの前に「ちむりん」というコンビで活動していて、姫くりの結成と同時にそちらは活動休止となっています。
そこから約6年後の2013年2月28日、ゆずさんが姫くりを脱退し、当時の所属事務所だった株式会社花も退社。
これが1度目の解散です。
このときなみえさんは「姫くりなみえ」という芸名でピン活動へ、ゆずさんもピン芸人として別の道を歩み始めました。
ゆずさんが新しい芸名を「ゆず姉」に決めたのは、解散から約3週間後の2013年3月17日のこと。
“近所のお姉ちゃん感覚”で決めたと本人が語っていて、なんだかこの人らしいネーミングだなと思います。
そして解散から約2年後の2015年2月1日、2人は姫くりの再結成を発表しました。
このときはゆず姉さんが先にソニー・ミュージックアーティスツに所属していたため、なみえさんが株式会社花からSMAへ移籍する形で合流しています。
一度離れた相方のもとへ事務所を移ってまで戻るというのは、なかなかできることじゃないですよね。
再結成から約2年半後の2017年7月26日、ゆず姉さんの芸人活動休止によって姫くりは再び止まり、そのまま現在に至っています。
なみえの現在は合同会社SR企画に所属
活動休止後のなみえさんは、芸名を「姫くりなみえ」としたままお笑いの活動を続けました。
その後、元メカドッグの沢原宣之さんが創業した合同会社SR企画に所属し、現在もこの事務所のタレントとして公式サイトに掲載されています。
現在の表記は旧芸名が「姫くりなみえ」、活動名は本名の「吉田なみえ」さんです。
SR企画は東京都豊島区にある会社で、イベント企画や芸能コンテンツの企画制作、お笑いタレントの育成などを手がけています。
代表の澤原宣之さんは名古屋よしもと・浅井企画を経てお笑い作家となった方で、ホリプロコムのお笑い養成所「HORIPRO COMedy Academy」の講師も務めています。
提携先にはソニー・ミュージックアーティスツやホリプロコムの名前が並んでいて、規模は大きくないものの、お笑いの現場とつながった事務所であることがわかりますね。
公式サイトのタレント欄に掲載されているのは、現在なみえさん1人だけです。
2025年に新コンビ「うぇるかむ」を結成
なみえさんの動きで注目したいのが、新しいコンビでの活動です。
M-1グランプリ公式サイトのコンビ情報には、2025年8月29日結成の「うぇるかむ」というコンビが登録されていて、メンバーとして森耕平さんと吉田なみえさんの名前が記載されています。
所属は「プロ(SMA/SR企画)」という表記です。
相方の森耕平さんは1977年6月22日生まれ、神奈川県出身の芸人さん。
ピンでの活動が続いていたなみえさんが、40代後半になってから新しい相方と組んで賞レースに名前を出している、ということになります。
この情報はM-1公式のコンビ情報が出どころで、テレビなどで大きく報じられたものではありません。
それでも、エントリー情報にきちんと名前が載っているという事実は、今も現役でネタをやっているという何よりの証拠かなと思います。
SNSやYouTubeでの発信も続けている
なみえさんは現在もXとInstagramを更新しています。
Xのプロフィールには「元祖・つつつ都合いい女♪」という一文が今も残っていて、姫くり時代の代表ネタを本人がアイデンティティとして掲げ続けているのが伝わってきます。
フォロワーは2,470人以上。
そのほか、YouTube番組「STARCASEチャンネル」の『オタク大作戦』『にわかファンなみえのスターウォーズ入門』への出演を告知していたり、ハーレーのスポーツスター883を所有していることや松濤館流の空手をやっていることも公開しています。
ちなみに空手については、月刊空手道という専門誌で『お芸い芸人・姫くりなみえの黒帯への道!』という連載を持っていたほどの本気度です。
ゆず姉の現在はゆずの花で活動中
一方、姫くりを離れたゆず姉さんはどうしているのか。
結論をいうと、ゆず姉さんは現在、MORIYAMAさんとの男女コンビ「ゆずの花」として芸人活動を続けています。
2017年7月に芸人活動休止を発表したあと、ゆず姉さんは2020年7月に古巣のSMA NEET Projectへ3年ぶりに再所属して芸人に復帰しました。
そして2022年6月、MORIYAMAさんとゆずの花を結成しています。
一度は芸人を離れた人が3年後に戻ってきて、さらに新しいコンビまで組む。
……これ、けっこうすごいことだと思いませんか。
相方のMORIYAMAさんは本名・森山智生さん、1984年8月26日生まれで愛知県名古屋市出身。
身長175cm・体重105kgという体格で、帝京大学文学部心理学科の卒業です。
R-1ぐらんぷりでは2012年・2013年・2020年と3度の準決勝進出、2019年にはSMAホープ大賞審査員特別賞(審査員はダウンタウンの松本人志さん)を受賞している実力派ですね。
事務所はラフィーネプロモーションへ
ゆずの花の所属事務所も動いています。
2024年2月29日をもって、17年間所属したソニー・ミュージックアーティスツを退所。
「ゆずの花としてもう一度お笑いと向き合うには、一度フリーとなって活動することがベスト」という結論での円満退社だと説明されています。
その後、2025年4月からラフィーネプロモーションに所属し、現在に至ります。
さらに2026年6月1日からは、そのラフィーネプロモーションが株式会社シュープロモーションのグループ会社になったことを、ゆず姉さん本人がブログで報告していました。
17年いた大手をいったん離れてフリーになるという選択は、勇気が要ったはずですよね。
ものまねとライブが現在の主戦場
ゆずの花の芸種は漫才・コント・ものまねで、現在の活動の中心はライブです。
ゆず姉さんのものまねレパートリーは、杏さん、浅田舞さん、東尾理子さん、森口博子さん、陣内貴美子さん、勇者ライディーンなど多岐にわたります。
なかでも浅田舞さんのものまねは本人公認だというから驚きです。
テレビ出演も途切れてはいません。
ゆずの花としては、2025年7月11日にTBSラジオ『マイナビ Laughter Night』、2026年8月1日にテレビ東京『すっかり にちようチャップリン』へ出演しています。
そのほかゆず姉さんは「ゆず姉ちゃんねる」というYouTubeチャンネルも運営していて、Xのフォロワーは2,570人以上。
Xのプロフィールに自ら「都合いい女ネタが定期でバズる人」と書いているあたり、姫くり時代のネタが今も生き続けていることがわかります。
なみえとゆず姉はそれぞれ結婚している
姫くり 現在で検索する方が気になるもうひとつの点が、2人のプライベートではないでしょうか。
結論からいうと、なみえさんもゆず姉さんも結婚しており、それぞれ別の家庭を持っています。
なみえさんは2017年10月、MMS R&R ENGINEERING(元・THE MINKS)のドラマー・吉田真一さんと入籍しました。
本名が「杉本奈未絵」から「吉田奈未絵」に変わったのはこのためで、現在の活動名が「吉田なみえ」なのも入籍後の姓を使っているからなんですね。
入籍の時期は、姫くりが活動休止になった2017年7月26日の約3か月後にあたります。
一方のゆず姉さんは、2019年5月8日に女児を出産したことを自身のブログで報告しています。
芸人活動を休止していた期間に出産を経験し、そのあと2020年7月に復帰したという流れです。
現在はママ芸人として活動していて、ママさんコーラスグループ「国分寺ノイエブルーメン」にも所属しているとのこと。
ちなみに、なみえさんの入籍もゆず姉さんの出産も、どちらも発表の場は本人のオフィシャルブログでした。
大きな記者会見などではなく、ファンに向けて自分の言葉で報告するというスタイルが2人らしいなと感じます。
姫くりの現在を調べる人向けの関連情報
ここからは、姫くりの現在とあわせてよく調べられている情報をまとめていきます。
ネタのことからプロフィールの数字まで、気になるところを一気に確認していきましょう。
エンタの神様には10回出演していた
姫くりさんを知ったきっかけが日本テレビ『エンタの神様』だった、という方は多いはずです。
出演記録を並べると、2008年5月3日から2016年12月24日までに合計10回登場しています。
| 年 | 出演日 |
|---|---|
| 2008年 | 5月3日・6月7日・12月6日 |
| 2009年 | 2月28日・5月23日 |
| 2012年 | 6月30日 |
| 2014年 | 12月27日 |
| 2015年 | 7月19日・12月26日 |
| 2016年 | 12月24日 |
番組でつけられたキャッチコピーにも変化がありました。
2008年5月3日から2009年5月23日の出演分は『妄恋(こい)するカレンダー』。
2012年6月30日の出演以降は『本命♥じゃない女の哀歌』に変わっています。
コンビ名の「姫くり」が「日捲り(ひめくり)」をもじったものなので、前期のキャッチコピーはそこにかけた言葉遊びだったんですね。
ちなみになみえさんは姫くり結成前、ちむりん名義でもエンタの神様に出演していて、そのときのキャッチコピーは『限界ギリギリの冒険者』でした。
2015年・2016年にも出演があるということは、再結成後もテレビの舞台に立ち続けていたということです。
都合いい女のネタと決めゼリフ
姫くりさんの代名詞といえば、やはりあのリズムネタでしょう。
女性の心理を歌とリズムに乗せて演じるネタで、「つつつ都合いい♪ おおお女です♪」「はい、めげないめげない、泣かない泣かない」といったフレーズに乗せて進んでいきます。
本命になれない女性の切なさを、笑いに変えて歌い上げるスタイルですね。
歌詞そのものを全文で確認できる公式の音源は見当たりませんが、この2つのフレーズがネタの軸になっていることは間違いありません。
実は初期には、同じようなリズムネタで「野菜ジュース」をテーマにしたものもありました。
芸風の変遷も少し面白くて、2010年ごろは漫才が中心で、なみえさんがツッコミ、ゆずさんがボケというポジションでした。
その後はコントも多く手がけるようになり、ゆずさんがアンパンマン好きであることから、アンパンマンのパロディ紙芝居でコントを演じることもあったそうです。
ちなみに「姫くりです!」のあいさつでは、カレンダーをめくるイメージで頭の前で手のひらを返すポーズをとっていました。
コンビ名が「日捲り」由来であることが、あいさつにまで貫かれているんです。
現在もゆず姉さんが自身のXプロフィールに「都合いい女ネタが定期でバズる人」と書いているように、このネタは活動休止後も語り継がれています。
年齢はなみえが47歳でゆず姉が46歳
2人の年齢も気になるところですよね。
生年月日から計算すると、2026年9月時点での年齢は次のとおりです。
| 本名 | 生年月日 | 年齢 | 出身地 | |
|---|---|---|---|---|
| なみえ | 吉田奈未絵 | 1979年4月11日 | 47歳 | 北海道旭川市 |
| ゆず姉 | 金田優子 | 1980年8月28日 | 46歳 | 東京都府中市 |
2人の年齢差は約1歳4か月で、なみえさんが年上になります。
出身校は、なみえさんが北海道旭川北高等学校、ゆず姉さんが東京都立三鷹高等学校です。
血液型はどちらもO型で、趣味も猫と遊ぶことという共通点があります。
ゆず姉さんは自身のXで「ゆず姉46歳になりました!劇場に会いに来てくれたり、SNSでコメントくれたり、共演してくれたりする皆さんのおかげでお笑いやれてます」と投稿していました。
年齢を隠さずに発信しているのが、なんとも気持ちのいい方だなと思います。
身長はなみえが150cmでゆず姉が168cm
姫くりさんのコンビとしての見た目の特徴が、2人の身長差です。
なみえさんが150cm、ゆず姉さんが168cmで、その差は18cm。
並んだときの凸凹感が、そのままコンビの見栄えになっていました。
| 身長 | 体重 | 血液型 | 特技 | |
|---|---|---|---|---|
| なみえ | 150cm | 48kg | O型 | 空手・読経・妄想 |
| ゆず姉 | 168cm | 53kg | O型 | 新体操・ピアノ・ものまね |
なお、ゆず姉さんの体重については、姫くり時代の資料では50kg、現在の所属事務所ラフィーネプロモーションの公式プロフィールでは53kgと記載が分かれています。
時期による差だと考えるのが自然でしょう。
なみえさんは足のサイズ22.5cm、ゆず姉さんは25.5cmと、ここにも3cmの差があります。
特技を見ても、なみえさんは空手(松濤館流・日本空手協会)、ゆず姉さんは新体操とピアノ、さらにアンパンマンのキャラクターを全部言えることと、まったく違う方向を向いているのが面白いですよね。
ちなみにゆず姉さんはアンパンマン検定1級を持っています。
杉本奈未絵はなみえの旧姓名
姫くりの現在を調べていると「杉本奈未絵」という名前を目にすることがあります。
これは別人ではなく、なみえさんの結婚前の本名です。
2017年10月に吉田真一さんと入籍したことで姓が「吉田」に変わり、現在は「吉田奈未絵」さんとなっています。
つまり、杉本奈未絵=姫くりなみえ=吉田なみえと、すべて同じ人物ということですね。
同じことがゆず姉さんにも起きています。
ゆず姉さんの旧姓名は「小峰優子」で、現在の本名は「金田優子」さん。
また姫くり時代の芸名は「ゆず」で、「ゆず姉」を名乗るようになったのは1度目の解散後の2013年3月からです。
過去には「小峰柚子」という表記や、ちむりん時代に「佐藤ひろみ」という役名で活動していた時期もありました。
名前の変遷が多いので混乱しやすいのですが、整理すると次のようになります。
| 旧姓名 | 現在の本名 | 芸名の変遷 | |
|---|---|---|---|
| なみえ | 杉本奈未絵 | 吉田奈未絵 | なみえ → 姫くりなみえ → 吉田なみえ |
| ゆず姉 | 小峰優子 | 金田優子 | ゆず → ゆず姉 |
検索で名前が一致しないときは、この対応表を思い出してもらえれば見つけやすくなるはずですよ。
姫くりの現在のまとめ
- 姫くりは2017年7月26日から活動休止中で、解散ではなく休止のまま現在に至る
- 公式のプロフィール上も「活動休止中(なみえはピン、ゆず姉は別コンビで活動)」と記載されている
- 休止の直接のきっかけは、ゆず姉が姫くりと所属事務所SMAから脱退し芸人活動休止を発表したこと
- コンビ結成は2007年4月、1度目の解散は2013年2月28日でゆずの脱退によるもの
- 2015年2月1日に再結成し、なみえが株式会社花からSMAへ移籍して合流した
- なみえの現在の所属は合同会社SR企画で、公式サイトにタレントとして掲載され続けている
- M-1グランプリ公式には、なみえが森耕平と2025年8月29日に結成した「うぇるかむ」が登録されている
- なみえはXやInstagram、YouTube番組「STARCASEチャンネル」でも発信を続けている
- ゆず姉は2020年7月にSMAへ再所属して芸人に復帰した
- ゆず姉は2022年6月にMORIYAMAとコンビ「ゆずの花」を結成し、現在も活動中
- ゆずの花は2024年2月29日にSMAを円満退所し、2025年4月からラフィーネプロモーションに所属
- なみえは2017年10月にドラマーの吉田真一と入籍し、ゆず姉は2019年5月8日に女児を出産している
- 代表ネタは「つつつ都合いい♪ おおお女です♪」のリズムネタで、エンタの神様に計10回出演した
- 2026年9月時点の年齢はなみえが47歳、ゆず姉が46歳で、身長は150cmと168cm
- 杉本奈未絵はなみえの旧姓名であり、小峰優子はゆず姉の旧姓名にあたる


