田部井進也の現在は富士登山プロジェクトのリーダー!経営していたクライミングジムはどうなった?

田部井進也の現在は富士登山プロジェクトのリーダー!経営していたクライミングジムはどうなった?

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登山家・田部井淳子さんの長男、田部井進也さんは今どうしているのか気になりますよね。

実は、母から「進也君、高校生たちを頼むね」と託された富士登山を、今も毎年続けています。

その一方で、経営していたクライミングジムの会社には大きな変化もありました。

この記事を読むとわかること
・田部井進也さんの現在の仕事と2026年の富士登山の結果
・クライミングジムPLAYを運営していた会社の自己破産の経緯
・田部井淳子基金での立場と年齢・学歴・家族

田部井進也の現在の仕事と活動

田部井進也さんがいま何をしているのか、結論からいうと、母・田部井淳子さんが始めた「東北の高校生の富士登山」を引き継いで続けています。

ただ、その一方で経営していた会社には大きな変化もありました。

現在の職業は東北の高校生の富士登山のプロジェクトリーダー

田部井進也さんの現在の肩書は、「東北の高校生の富士登山」のプロジェクトリーダーです。

このプロジェクトは、東日本大震災の翌年の2012年に、福島県出身の登山家・田部井淳子さんが始めたものです。

被災した福島・宮城・岩手の3県に住む高校生を、日本一の山・富士山に連れて行くという、とてもシンプルな企画なんですね。

淳子さんは2016年10月20日、77歳で亡くなりました。

最後に参加したのは同じ年の7月で、がんが進行した体で7合目の山小屋まで歩き、そこで「進也君、高校生たちを頼むね」と伝えて引き返したそうです。

……このエピソード、正直ちょっと胸にきますよね。

翌2017年からは、進也さんが「総隊長」ではなく「プロジェクトリーダー」という立場で指揮をとっています。

参加費3000円で高校生を富士山へ

高校生が払う参加費は、富士山保全協力金も含めて3000円です。

淳子さんの「できるだけ無料に近い金額で連れていきたい」という思いから、お小遣いで出せる範囲に抑えられています。

ところが実際にかかる費用は、ウエアやシューズのレンタルを含めて高校生1人あたり8万円ほど。

プロジェクト全体では、毎回数百万円から数千万円規模になるそうです。

差額は個人や企業からの寄付、協賛金、クラウドファンディングなどで集めています。

項目内容
始まった年2012年(東日本大震災の翌年)
対象福島・宮城・岩手の3県に住む高校生
参加費3000円(富士山保全協力金を含む)
実際の費用1人あたり約8万円(ウエア・シューズのレンタル込み)
現在の立場2017年から進也さんがプロジェクトリーダー

高校生とは今もSNSでつながっている

進也さんは、登山が終わったあとも参加した高校生とSNSで連絡を取り合っています。

「無事成人しました」「結婚しました」「子どもが生まれました」といった報告や、人生相談まで届くそうです。

2泊3日を一緒に過ごしただけの大人に、何年もたってから報告が来るって、なんかいいですよね。

つまり進也さんの現在の仕事の中心は、母から託された富士登山を毎年続けることにあります。

2026年の富士登山は参加した高校生が全員登頂

直近の活動として、2026年の「東北の高校生の富士登山2026」は、7月21日から23日の2泊3日で行われました。

申し込みの受付は4月11日に始まり、進也さんは事前説明会で初めて高校生たちと顔を合わせています。

田部井淳子基金の報告によると、今年は天候に恵まれた一方で、厳しい暑さとの闘いだったそうです。

それでも、参加した高校生全員が富士山の頂上に立つことができました。

進也さんのInstagramでは、今年は77名が全員登頂し、15年間で931名が一人の事故もなく登ってきたと報告されています。

以前のインタビューで進也さんは、このプロジェクトの登頂率は100%で、富士山の一般的な登頂率(6割から7割)よりずっと高いと話していました。

そのうえで「目指しているわけじゃない、事故を起こさないことが一番」とも言っていて、ここに進也さんらしさが出ている気がします。

開催前には支援企業へ足を運んでいる

朝日新聞の報道によると、開催を前にした2026年7月16日、進也さんは山梨県北杜市の化粧品会社を訪れ、協力への感謝を伝えています。

2026年7月には、PR TIMESでもこのプロジェクトを応援する企業の発表が出ていて、「現在は田部井進也氏がその遺志を引き継ぎ、本富士登山プロジェクトを牽引しています」と紹介されました。

8月には、山岳救助の会員制サービス「ココヘリ」が2026年の富士登山へ寄付を行ったことも公表しています。

2026年も進也さんはリーダーとして富士登山をやり遂げ、支援企業との関係づくりまで自分で動いているのが現在の姿です。

目標の1000人に向けて続く寄付集め

進也さんの現在の大きな仕事のひとつが、実は「お金集め」です。

淳子さんが生きていたころは、講演会でかなりの募金が集まっていたそうです。

でも淳子さんが亡くなって、その収入は物理的にゼロになりました。

さらに、淳子さんが亡くなったあとに支援をやめた企業も少なくなかったといいます。

進也さんは「正直、くやしい思いはありましたが、母が亡くなった以上、仕方がありませんよね。だから続けられる範囲で続けるのみです」と話しています。

そりゃくやしいですよね、それは。

富士登山が終わるとすぐ翌年の準備

進也さんは、毎年の富士登山が終わるとすぐに、翌年に向けた寄付金集めを始めます。

一般の方や企業への寄付のお願い、助成金、クラウドファンディング、メーカーとタイアップした商品のロイヤリティなど、あらゆる方法を組み合わせているそうです。

インタビューでは「僕や会社には一銭も入らないのに、会社の仕事そっちのけでお金集めをしている」と笑いながら話していました。

同行する医師や看護師、スタッフにはボランティアではなく報酬を払っていて、その分、言うべきことを遠慮せずに言えるようにしているのだとか。

母・淳子さんが掲げた1000人という目標

淳子さんは「1000人の学生が富士登山に挑戦したら、それは東北の復興の大きな力になるはずだ」と話していました。

進也さんも以前のインタビューで「1000人までは、絶対に続けるつもりです」と言い切っています。

2024年までに約800人、そして2026年時点で931名という報告を見ると、目標の1000人まであと少しというところまで来ているのが分かります。

寄付集めの苦労は続いていますが、母と約束した1000人という数字が、いまの進也さんを動かしている大きな理由といえそうです。

経営していたクライミングジムPLAYの会社は2022年に自己破産

進也さんの現在を調べると、「破産」という言葉が一緒に出てきて驚いた人も多いかもしれません。

これは進也さん個人ではなく、代表を務めていた株式会社タベイプランニングの自己破産のことです。

進也さんは2015年、東京都昭島市にクライミングジム&ヨガスタジオ「PLAY」をオープンしました。

場所は昭島市の商業施設「モリパークアウトドアヴィレッジ」の中です。

会社のコンセプトは「地球が遊び場」で、自然の中で遊ぶおもしろさを知ってもらう入口として、クライミングやヨガの施設を作ったと話していました。

自己破産の経緯

倒産情報を扱うJC-NETなどの報道によると、タベイプランニングは2022年2月1日に東京地裁へ自己破産を申請しました。

項目内容
会社名株式会社タベイプランニング
代表田部井進也
設立2012年12月
事業「クライミングジム&ヨガスタジオ PLAY」の受託運営
売上高2020年3月期で約1億円
破産申請2022年2月1日(東京地裁)

報道では、新型コロナの長期化で客数が減り、経営不振に陥ったことが原因とされています。

施設そのものは、運営を受託する会社を変えて再開する予定と伝えられていました。

コロナ禍で打撃を受けたジムやスタジオは本当に多かったので、これは気の毒だと思いました。

破産後も富士登山は途切れていない

大事なのは、会社の破産と富士登山のプロジェクトは別物だという点です。

富士登山は一般社団法人田部井淳子基金が主催していて、2022年以降も毎年開催が続いています。

会社は2022年に自己破産しましたが、進也さんは現在も富士登山のリーダーとして活動を続けています。

田部井淳子基金での立場と代表理事の記載

進也さんの現在の肩書を調べると、「田部井淳子基金の代表理事」と書かれていることがあります。

実際、富士山世界遺産国民会議のインタビューのプロフィールには、2017年10月に一般社団法人田部井淳子基金を設立し、代表理事に就任したと書かれていました。

基金の2019年の寄付のお願いのページでも、「一般社団法人田部井淳子基金(代表理事・田部井進也)」と紹介されています。

2026年9月時点の基金概要では父・政伸さんの名前

ところが、2026年9月時点の基金公式サイトの「基金概要」を見ると、代表理事は田部井政伸さんと載っています。

政伸さんは進也さんの父で、淳子さんの夫です。

設立趣旨のページも、代表理事・田部井政伸さんの名前で書かれていました。

いつ代表理事が変わったのか、公式な発表は見当たりませんでした。

一方で、2025年から2026年の講談社の記事や基金のお知らせ、PR TIMESでは、進也さんの肩書は一貫して「プロジェクトリーダー」になっています。

現在の進也さんは、基金の代表理事という肩書よりも、富士登山のプロジェクトリーダーとして紹介されることがほとんどです。

映画てっぺんの向こうにあなたがいるで描かれた進也

2025年10月31日には、淳子さんの生涯を描いた映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』が公開されました。

主演は吉永小百合さんで、青年期をのんさんが演じています。

実在の人物役名演じた俳優
田部井淳子多部純子吉永小百合、のん(青年期)
夫・田部井政伸多部正明佐藤浩市、工藤阿須加(青年期)
長男・田部井進也多部真太郎若葉竜也

進也さんをモデルにした役を演じたのは若葉竜也さんです。

映画には富士登山のシーンもあり、撮影には過去に参加した「元高校生」たちも駆けつけたそうです。

DVD発売に寄せた進也さんのコメント

2026年5月20日には映画のDVDとBlu-rayが発売され、進也さんがコメントを寄せています。

のんさんの無線の声を、最初は母の当時の音声だと思って聞いていたら吹き替えだったと知って、本当に驚いたそうです。

さらに、若葉竜也さんと吉永小百合さんの無線のやり取りは、当時の母とのやり取りを思い出して「ちょっと“イラッ”とするくらいリアルでした」と書いていました。

「たくさんの方に見ていただくことは僕の素行の悪さも世に広まりますが、まぁ事実だから仕方ない」という一言には、思わず笑ってしまいました。

山と溪谷オンラインでは、吉永小百合さんと進也さんの対談も公開されています。

映画の公開をきっかけに、進也さん自身も母の思い出や富士登山を発信する機会が増えています。

田部井進也の現在を調べる人向けの関連情報

ここからは、田部井進也さんの現在を調べる人がよく一緒に検索している、年齢や学歴、家族についてまとめていきます。

年齢は1978年生まれの48歳前後

田部井進也さんは1978年、埼玉県川越市の生まれです。

母・淳子さんがエベレストに女性で初めて登頂した1975年の3年後に生まれています。

講談社の記事では2025年6月の時点で47歳と紹介されていたので、2026年には48歳になっている計算です。

淳子さんが亡くなった2016年には38歳でした。

学歴は駿河台大学と筑波大学の大学院

進也さんの学歴は、少し回り道をしています。

時期学校・経歴
中学・高校東京都内の中高一貫校(高校を中退)
高校福島県立南会津高等学校に編入
大学駿河台大学
大学院駿河台大学大学院 文化情報学研究科を修了
大学院筑波大学大学院 野外運動学研究室

大学ではスキー部に在籍し、卒業後はコーチも務めました。

このスキー部からは、バンクーバーとソチのパラリンピックのメダリストが出ています。

ソチパラリンピックのアルペンスキー男子回転で金メダルを取った鈴木猛史さんは、当時のスキー部のキャプテンだったそうです。

大学院の論文のテーマを「中高年の観光登山」にしたことが、自分の意思で山に登り始めたきっかけだったと話しています。

反抗期と高校中退のエピソード

進也さんには、かなりやんちゃな時期がありました。

地元では「エベレストに登ったあの田部井さんの息子」という目で見られ、先生からも「田部井さんの息子なんだから、もっとちゃんとしろ」と叱られることがあったそうです。

自分にとっては普通の母親なのに、その視線がものすごく息苦しかったと振り返っています。

そりゃ傷つきますよ、そんなこと言われたら。

親に無断で高校を中退

都内の中高一貫校では学校から呼び出されることが続き、留年して2回目の高校1年生をほぼ終えた春、親に相談せずに高校を辞めてしまいます。

朝ごはんのときに「学校?辞めてきた」とさらっと言ったそうで、これには淳子さんもかなり驚いたとか。

その後、家族ぐるみで付き合いのあった福島県南会津町のペンションのオーナー、平野均さんの家に19歳から居候して、地元の高校に通い直しました。

2000年には、淳子さんと一緒にNHKのドキュメンタリー番組『親子で向き合うふたり旅』に出演しています。

番組の中で、山頂にたどり着いた進也さんは「真面目に生きる。これから」と答えました。

そして淳子さんが亡くなる1週間前、病床の母の手をとって「なあ母ちゃん。いろいろと迷惑かけて、申し訳なかった」と伝えたそうです。

……なんか、じんわりしますよね。

家族構成と兄弟は姉がひとり

進也さんの家族は、次のとおりです。

続柄名前・情報
母田部井淳子さん(登山家、2016年に77歳で死去)
父田部井政伸さん(登山家)
姉1975年の時点で2歳(名前などは非公表)
本人田部井進也さん(長男)

淳子さんがエベレストに登った1975年、田部井家には2歳の長女がいました。

進也さんは淳子さんの追悼メッセージで、自分のことを「末っ子」と書いています。

つまり兄弟は姉がひとりで、進也さんは2人きょうだいの下ということになります。

父の政伸さんも登山家で、2人は「登山も人生も2倍楽しむ」ために結婚したそうです。

妻や結婚については公表されていない

進也さんの妻や結婚について調べる人もいますが、本人の結婚や配偶者について公表された情報は見当たりませんでした。

「田部井進也 妻」で出てくるのは、ほとんどが母・淳子さんと父・政伸さんの夫婦の話です。

Instagramのプロフィールでは、東北の高校生と富士山に行くことのほか、登山、釣り、キャンプ、狩猟を楽しんでいると紹介されています。

田部井進也の現在のまとめ

  • 田部井進也は1978年生まれで、登山家・田部井淳子の長男
  • 現在の職業は「東北の高校生の富士登山」のプロジェクトリーダー
  • プロジェクトは2012年に淳子さんが始め、2017年から進也さんがリーダー
  • 高校生の参加費は3000円で、実際の費用との差額は寄付や協賛で集めている
  • 2026年は7月21日から23日に実施し、参加した高校生が全員登頂した
  • 本人の報告では15年間で931名が事故なく登頂
  • 目標は淳子さんが掲げた1000人
  • 淳子さんが亡くなったあと、支援をやめた企業も少なくなかった
  • 2015年に昭島市でクライミングジム&ヨガスタジオ「PLAY」をオープン
  • 代表を務めたタベイプランニングは2022年2月に自己破産を申請
  • 破産の原因は新型コロナによる客数の減少と報じられている
  • 基金の代表理事は、2026年9月時点の公式サイトでは父・政伸さんの名前
  • 映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』で進也さんがモデルの役を若葉竜也が演じた
  • 学歴は南会津高校から駿河台大学、筑波大学大学院
  • 兄弟は姉がひとりで、妻や結婚は公表されていない

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