ドラマ『とんび』の3歳のアキラ役で、思わず涙ぐんだ方も多いのではないでしょうか。
その子役だった五十嵐陽向さんの現在を調べても、なぜか2020年から先の情報がぱたりと出てこないんです。
実は所属していた事務所の公式プロフィールそのものが、2020年6月に消えていました。
・五十嵐陽向の現在の活動状況と、活動記録が2020年で途切れている理由
・事務所セントラルのプロフィールが削除された時期と、引退がいつと考えられるか
・とんび・白衣の戦士・麒麟がくるなど、子役時代の主な出演作
五十嵐陽向の現在と芸能界を離れるまでの経緯
まずは五十嵐陽向さんの現在がどうなっているのか、分かっていることから順番に整理していきます。
活動の記録がどこで止まっているのか、そして事務所との関係がいつ切れたのか。
この2つを押さえると、現在の状況がかなりはっきり見えてきますよ。
現在は活動の記録が2020年で途切れている
結論から言うと、五十嵐陽向さんが出演した作品の記録は2020年で止まっています。
最後に確認できる出演作は、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の明智十兵衛(のちの明智光秀)の幼少期役です。
民放ドラマにしぼると、さらに1年さかのぼります。
2019年5月29日に放送された日本テレビ系『白衣の戦士!』第7話の小野佑輔役が最後で、これはゲスト出演でした。
同じ2019年には、12月8日放送のテレビ朝日系『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第37話にも谷口一郎役で出ています。
つまり2019年までは単発のゲスト出演がぽつぽつ続いていて、2020年の大河ドラマを最後にぱたりと途切れた、という並びになります。
現在の活動については、本人からも事務所からも発表がなく、公に確認できる情報はありません。
活動期間は2011年から2020年までの9年間
五十嵐陽向さんの活動期間は、資料上2011年から2020年とされています。
デビュー作はNHKで2011年7月から8月にかけて放送された『胡桃の部屋』でした。
生まれたのが2009年1月30日ですから、2歳のころからカメラの前に立っていた計算になります。
9年間というのは子役としては長いほうで、しかもその大半で連続ドラマのレギュラーや準レギュラーを務めていました。
ここまで積み上げた人が、いきなり記録ごと止まる。
……これ、気になりますよね。
事務所のプロフィールは2020年6月に削除された
現在を知るうえでいちばん大きな手がかりが、所属していた事務所のプロフィールです。
五十嵐陽向さんは子役事務所のセントラルに所属していましたが、2020年6月に公式サイトのプロフィールが削除されています。
芸能事務所の公式プロフィールは、その人が現役で仕事を受けている間は基本的に残り続けるものです。
それが消えたということは、事務所との契約が終わったと考えるのが自然でしょう。
時期も符合しています。
最後の出演作である『麒麟がくる』が2020年の放送で、その年の6月にプロフィールが消えた。
作品の記録が途切れたタイミングと、事務所を離れたタイミングがぴったり重なっているんです。
なお、この削除については事務所からの発表があったわけではなく、公式サイトの掲載がなくなったという形での確認になります。
引退という言葉が正式に使われたわけではない点は、押さえておきたいところです。
セントラルはどんな事務所だったのか
セントラルは、子役を数多く育ててきた大手の事務所として知られています。
過去には志田未来さんや神木隆之介さんといった、のちに主演を張る俳優も在籍していました。
五十嵐陽向さんがこれだけ多くの作品に呼ばれ続けたのも、こうした事務所の力が背景にあったと言えそうです。
逆に言えば、その事務所のリストから名前が消えるというのは、業界の中でかなり明確な区切りを意味します。
引退の理由は公表されていない
では、なぜ活動を終えたのか。
ここについては、本人・事務所ともに理由を公表していないというのが正直なところです。
トラブルがあったという報道もありませんし、病気や事故を伝えるニュースも見当たりません。
最後の出演が大河ドラマという大きな仕事だったことからも、仕事がなくなって辞めたという流れではなさそうです。
芸能界では、活動を終えるときに必ずしも発表を出すわけではありません。
とくに子役の場合、事務所のプロフィールから名前が外れるだけで、記事一本出ないまま静かに離れていくケースがほとんどです。
五十嵐陽向さんの場合も、この静かに離れるパターンに当てはまると見ていいでしょう。
理由が出てこないのは情報が隠されているからではなく、そもそも発表する慣習がないから、という説明のほうが実態に近いと思います。
小学校卒業が子役の区切りになりやすい事情
ここからは公表された事実ではなく、時期から読み取れることの話になります。
五十嵐陽向さんは2009年1月生まれですから、小学校を卒業したのは2021年3月です。
活動の記録が止まったのが2020年、事務所のプロフィールが消えたのが2020年6月。
小学校の最終学年にさしかかるあたりで、ぴたりと止まっていることになります。
子役の世界では、この時期が一つの分かれ目になりやすいと言われてきました。
中学に上がると学業や部活動の比重が増えますし、平日の撮影に出ること自体が難しくなります。
背が伸びて声変わりも始まるため、それまでもらえていた小さい子どもの役から外れていく時期でもあります。
実際、週刊朝日の2014年11月7日号では、小学校の卒業と同時に活動を終える子役が半数にのぼるという趣旨の記事が掲載されていました。
半数という数字を見ると、五十嵐陽向さんの離れ方はむしろ子役としてごく一般的なコースだったと分かります。
もちろん本人がそう語ったわけではないので、あくまで時期から読み取れる推測にとどめておきますね。
現在は17歳で学校の情報は出てきていない
生年月日から計算すると、五十嵐陽向さんは2026年9月の時点で17歳です。
高校生の世代にあたります。
ただ、どこの学校に通っているのか、どんな生活を送っているのかについては、確かな情報が見当たりません。
SNSの公式アカウントも確認できず、本人が発信している形跡はありませんでした。
芸能活動から離れた未成年ですから、学校名や居住地といった情報が出てこないのはむしろ当然のことです。
現在の五十嵐陽向さんは一般の高校生と同じ立場にあり、そこを無理に探るべきではない、というのが実際のところでしょう。
同姓同名の情報に引っ張られないための注意
名前で検索すると、学校の行事や地域の話題に五十嵐陽向という名前が出てくることがあります。
ただ、これらは同姓同名の別人である可能性が高いです。
陽向という名前は近年よく使われている名前で、同じ表記の人は決して珍しくありません。
年齢や学年が合わない記載も見つかっており、そのまま本人の情報として受け取るのは危険です。
現在を知りたい気持ちは分かりますが、名前が一致しただけの情報を積み上げていくと、まったく別の人の人物像ができあがってしまいます。
ここは慎重にいきたいところですね。
現在を惜しむ声が今も残っている
活動を終えて数年が経ちますが、五十嵐陽向さんを探している人は今も途切れていません。
検索窓に名前を入れると、現在や今に加えて、とんびという作品名とセットにした候補まで出てきます。
10年以上前の役名ごと覚えられているというのが、この人の残り方をよく表していると思います。
『とんび』のアキラ役が放送されたのは2013年ですから、すでに10年以上前の作品です。
それでも、あの子は今どうしているんだろうと検索され続けている。
……なんか、じんわりしますよね。
情報が出てこないこと自体が、静かに一般の生活へ戻れているという何よりの証拠なのかもしれません。
五十嵐陽向の現在を調べる人向けの関連情報
ここからは、現在を調べている人が一緒に検索している内容をまとめていきます。
代表作の役どころから、よくある誤解、出身地の話まで順番に見ていきましょう。
とんびのアキラ役で注目された3歳のころ
五十嵐陽向さんの名前が一気に広まったのが、TBS系の日曜劇場『とんび』です。
放送は2013年1月から3月で、演じたのはアキラの3歳のころでした。
父と息子の絆を描いた作品で、幼いアキラの表情がそのまま物語の温度を決める役どころです。
当時の五十嵐陽向さんは実年齢でも4歳になったばかり。
その年齢で重い場面を成立させていたわけですから、注目されるのも当然でした。
現在を検索する人がとんびとセットで調べているのも、この作品の印象がそれだけ強く残っているからでしょう。
白衣の戦士で演じた小野佑輔役
民放の連続ドラマとして最後の出演になったのが、日本テレビ系『白衣の戦士!』です。
2019年5月29日に放送された第7話に、小野佑輔役でゲスト出演しています。
看護師たちを主人公にした作品で、病院を舞台にした一話完結の回に登場しました。
『とんび』のころの幼児役から、小学生の役へ。
同じ人が演じているのに、6年のあいだで役の質がすっかり変わっているのが分かります。
この回が民放ドラマでの最後になったと考えると、見え方が少し変わってきますよね。
麒麟がくるの明智十兵衛幼少期役
そして記録上の最後の出演作が、2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』です。
役は明智十兵衛(のちの明智光秀)の幼少期でした。
主人公の子ども時代を任されるというのは、子役にとってかなり大きな仕事です。
大河ドラマへの出演はこれが2度目で、2015年の『花燃ゆ』では久坂秀次郎の幼少期を演じていました。
大河ドラマの主人公の少年時代という大役を最後に、活動の記録は途切れています。
仕事に恵まれなくなって離れたわけではない、というのがここからも読み取れます。
ジャニーズに所属していたという誤解
検索候補にジャニーズという語が出てくるため、そちらに所属していたのではと考える人もいるようです。
ですが、五十嵐陽向さんがジャニーズ事務所に所属していた事実はありませんです。
所属していたのは、あくまで子役事務所のセントラルでした。
誤解が生まれた理由として考えられるのが、共演の顔ぶれです。
2013年のフジテレビ系『スターマン・この星の恋』では宇野俊役を演じており、この作品にはジャニーズ事務所の若手も出演していました。
番宣で同じ番組に並んで映る機会もあったため、同じ事務所の後輩だと受け取られたのかもしれません。
ちなみにセントラルは、のちにジャニーズ事務所へ移った俳優も在籍していた事務所です。
そうした経歴の重なりも、混同の一因になっていそうですね。
子役時代のドラマ出演は40本を超える
現在を調べていると意外に見落とされがちなのが、出演作の多さです。
テレビドラマだけで40本以上あり、映画も3本に出演しています。
主な出演作を並べると、活動の密度が分かりやすいと思います。
| 年 | 作品 | 役名 | 放送・配給 |
|---|---|---|---|
| 2011年 | 胡桃の部屋 | ― | NHK総合 |
| 2013年 | とんび | アキラ(3歳) | TBS |
| 2013年 | スマーフ2 アイドル救出大作戦! | ブルー | 映画 |
| 2013年 | スターマン・この星の恋 | 宇野俊 | フジテレビ |
| 2014年 | 明日、ママがいない | パチ | 日本テレビ |
| 2015年 | 花燃ゆ | 久坂秀次郎(幼少期) | NHK |
| 2015年 | マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜 | 小田寺信 | TBS |
| 2016年 | ミュージアム | 沢村将太 | 映画 |
| 2016年 | 時をかける少女 | 松下圭太 | 日本テレビ |
| 2017年 | 宇宙戦隊キュウレンジャー | 幼いスティンガー | テレビ朝日 |
| 2019年 | 白衣の戦士! | 小野佑輔 | 日本テレビ |
| 2020年 | 麒麟がくる | 明智十兵衛(幼少期) | NHK |
特撮作品にも呼ばれていて、2016年の『仮面ライダーゴースト』では遠藤ヒロキ役を演じています。
CMの仕事もあり、2013年のユニ・チャーム トレパンマン「行けたね!篇」、2014年のENEOS「ENEOSの魔法使い 篇」に出演していました。
9年間で40本超という数字は、当時いかに引っ張りだこだったかをそのまま表しています。
出身地は公表されていない
出身地についても検索されていますが、公表された情報はありませんです。
Wikipediaにも映画情報サイトのプロフィールにも、出身地の記載は入っていません。
一部のサイトでは特定の県名が挙げられていますが、いずれも疑問符付きの書き方で、出典が示されているものは見つかりませんでした。
所属していた事務所は関東を拠点にしており、出演作もほとんどが在京局の作品です。
撮影に通える範囲に住んでいたと考えるのが自然ではありますが、ここから県名まで絞り込むのは無理があります。
出身地は非公表、というのが現時点で言い切れる唯一の答えです。
五十嵐陽向の現在のまとめ
- 五十嵐陽向の現在について、本人・事務所からの発表はない
- 出演作の記録は2020年で途切れている
- 最後の出演作は2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』
- 役は明智十兵衛(のちの明智光秀)の幼少期
- 民放ドラマの最後は2019年5月29日『白衣の戦士!』第7話の小野佑輔役
- 所属していた事務所はセントラル
- セントラル公式サイトのプロフィールは2020年6月に削除された
- 引退という言葉での正式な発表は出ていない
- 活動を終えた理由も公表されていない
- 生年月日は2009年1月30日で、2026年9月時点では17歳
- 小学校卒業の時期と活動終了の時期が重なっている
- 小学校卒業を区切りに活動を終える子役は多いとされる
- 現在の学校や生活に関する確かな情報は確認できない
- ジャニーズ事務所に所属していた事実はない
- 出身地は非公表で、県名を挙げる情報に出典は見当たらない

