山口果林の現在は79歳で現役女優!2024年に沖永良部で開いた原爆朗読会とは

山口果林の現在は79歳で現役女優!2024年に沖永良部で開いた原爆朗読会とは

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朝ドラ「繭子ひとり」のヒロインとして知られる山口果林さん、最近どうしているのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

実は79歳になった今も女優を続けていて、2023年にはウルトラマン、2024年には仮面ライダーにも出演しているというから驚きですよね。

この記事では、山口果林さんの現在の活動から、長年続けている原爆朗読劇、安部公房さんとの関係まで詳しくまとめていきます。

この記事を読むとわかること
・山口果林さんの現在の所属事務所と近年の出演作
・原爆朗読劇など女優業以外の活動内容
・結婚や子供の有無と安部公房さんとの関係

山口果林の現在は79歳で女優を続けている

山口果林さんは2026年で79歳を迎え、今も現役の女優として活動しています。

所属事務所やここ数年の出演作、そして女優業と並行して続けている朗読の活動まで順番に見ていきましょう。

現在の所属事務所とプロフィール

まず結論からお伝えすると、山口果林さんは現在たむらプロに所属していて、女優業を続けています。

引退の発表などは出ておらず、自分のペースで作品に参加している状況ですね。

基本的なプロフィールを表にまとめるとこうなります。

項目 内容
名前 山口果林(やまぐち かりん)
本名 山口静江
生年月日 1947年5月10日(2026年時点で79歳)
出身地 東京都中央区
血液型 A型
学歴 お茶の水女子大学附属中学校・高等学校、桐朋学園大学短期大学部
所属事務所 たむらプロ
デビュー 1970年の映画『若者の旗』

1970年3月に桐朋学園大学の演劇専攻科を卒業し、同じ年の4月に俳優座へ入団したのが女優としてのスタートでした。

俳優座の若手時代には、名前にちなんで「かりんとう」という愛称で呼ばれていたそうです。

……なんだか微笑ましいですよね。

実家は兜町の書店

山口果林さんの実家は、日本橋兜町にあった老舗の書店「千代田書店」です。

証券会社で働く人たちに親しまれたお店で、山口果林さんはその四女として生まれています。

小学4年生までは家とお店が同じ建物だったため、文字どおり本に囲まれて育ったそうです。

世界児童文学全集に夢中になり、中学では推理小説、高校では実存主義の作品へと読書の幅を広げていきました。

大学時代には安部公房さんや三島由紀夫さん、大江健三郎さんの作品を読みふけったと語っています。

本に囲まれた環境が、のちの朗読活動や執筆にもつながっているのかもしれません。

2020年以降も続くドラマ出演

山口果林さんは70代に入ってからも、ドラマへの出演がコンスタントに続いています。

とくに2020年は朝ドラを含めて出演が重なった年でした。

2019年以降の主なドラマ出演をまとめると、次のとおりです。

年 作品 役
2019年 江戸前の旬 season2(BSテレ東ほか) 田口八千代
2020年 連続テレビ小説『エール』(NHK) 松宮チエ
2020年 土曜ドラマ『ノースライト』(NHK) 藤宮春子
2020年 赤ひげ3(NHK BSプレミアム) おまつ
2020年 特捜9 season3(テレビ朝日) ゲスト
2022年 記憶捜査3〜新宿東署事件ファイル〜(テレビ東京) ゲスト
2023年 ウルトラマンブレーザー 第22話(テレビ東京) タナカミチコ
2024年 仮面ライダーガヴ 第7・8話(テレビ朝日) 宝屋敷雅子

朝ドラ『エール』への出演

2020年前期の朝ドラ『エール』では松宮チエ役を演じました。

1971年に朝ドラ『繭子ひとり』でヒロインを務めた山口果林さんが、約50年ぶりに朝ドラの世界へ戻ってきた形です。

昔から見ていた方にとっては、ちょっと感慨深い出演だったのではないでしょうか。

ウルトラマンと仮面ライダーにも出演

意外なのが、特撮作品への出演です。

2023年12月16日放送の『ウルトラマンブレーザー』第22話「ソンポヒーロー」では、タナカミチコ役で登場しました。

さらに2024年の『仮面ライダーガヴ』では、第7話と第8話に宝屋敷雅子役で出演しています。

宝屋敷雅子は、主要人物の甘根幸果の大叔母にあたる富豪で、自宅の空き部屋に芽の出ない若手芸術家を住まわせているパトロンという役どころでした。

70代後半で、ウルトラマンと仮面ライダーの両方に出ている女優さんってなかなかいないですよね。

つまり山口果林さんは、2024年の時点でも地上波ドラマに出演している現役の女優です。

2010年代の主な出演

2010年代にさかのぼると、大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)の孝蔵主役や、『仮面ライダーウィザード』(2013年)の仁藤敏江役がありました。

ほかにも『相棒』(2016年)、『科捜研の女』や『遺留捜査』(ともに2018年)など、人気シリーズへのゲスト出演を重ねています。

映画はゲートボールさくら組が近作

映画での近作は、2023年公開の『それいけ!ゲートボールさくら組』です。

山口果林さんは木下サクラ役を演じていて、この作品で藤竜也さんと初共演しました。

ベテラン同士が初めて顔を合わせるというのは、それだけで見てみたくなりますよね。

2010年代以降の映画出演はこちらです。

年 作品 役
2011年 デンデラ 小渕イツル
2016年 フローレンスは眠る 佐藤紀子
2019年 誰がために憲法はある 出演
2023年 それいけ!ゲートボールさくら組 木下サクラ

『デンデラ』では浅丘ルリ子さんや草笛光子さん、倍賞美津子さん、山本陽子さんといった大女優たちと共演しています。

また2024年には、安部公房さんが原作・脚本・演出・音楽を手がけた『仔象は死んだ』が上映されました。

安部公房スタジオ時代の舞台を映像化した作品で、当時の山口果林さんの姿を見ることができる貴重な一本です。

映画でも2023年まで新作への出演が続いていることがわかります。

原爆朗読劇で戦争の記憶を伝える活動

山口果林さんの現在を語るうえで欠かせないのが、原爆の悲劇を語り継ぐ朗読の活動です。

女優業と並んで、むしろこちらに力を注いでいると紹介されることもあるほどなんですよ。

夏の会での12年間

山口果林さんは1994年の夏から、地人会の朗読劇「この子たちの夏」に参加してきました。

地人会の解散後は、渡辺美佐子さんら女優たちが2008年に立ち上げた「夏の会」に加わります。

夏の会では、原爆朗読劇「夏の雲は忘れない」を12年間上演し、2019年に幕を下ろしました。

被爆した子どもたちの詩や、母親・教師の手記、峠三吉さんや栗原貞子さんの原爆詩を、音楽や照明とともに読み上げる舞台です。

終了の理由は、出演者の高齢化だったとされています。

2024年の沖永良部での朗読会

夏の会が終わったあとも、山口果林さんは朗読を続けています。

2024年6月9日には、鹿児島県和泊町のあかね文化ホールで、長内美那子さんと朗読会「いのちを見つめた言葉たち ヒロシマ・ナガサキ 一九四五年」を開きました。

当時、山口果林さんは77歳、長内美那子さんは85歳です。

沖永良部ライオンズクラブの結成50周年記念事業として行われ、親子連れを含む約150人が来場しました。

前日の6月8日には、鹿児島市内の小学校でも朗読を行っています。

開会のあいさつで山口果林さんは、原爆と戦争の悲惨さが心に刻み込まれてほしいという願いを語りました。

……77歳で離島まで足を運んで読み続ける姿、なんだか胸が熱くなります。

山口果林さんの現在は、女優と朗読の二本柱で成り立っているといえそうです。

結婚歴はなく夫も子供もいない

山口果林さんの現在について、結婚や子供のことが気になる方も多いですよね。

結論からいうと、山口果林さんはこれまで一度も結婚しておらず、夫も子供もいません。

その背景にあるのが、作家の安部公房さんとの長い関係です。

18歳で出会った23歳年上の安部公房さんとは、1993年に安部さんが亡くなるまで20年以上にわたって公私ともに歩みました。

安部公房さんには妻がいたため、2人が正式に結婚することはありませんでした。

安部さんの死後も、山口果林さんは独身のまま女優を続けています。

つまり山口果林さんは、生涯を通じて結婚という形を取らずに生きてきた女優さんです。

山口果林の現在を調べる人向けの関連情報

ここからは、山口果林さんの現在とあわせて調べられている話題をまとめます。

朝ドラ時代のことや安部公房さんとの関係など、気になるところから読んでみてください。

昔は朝ドラ繭子ひとりのヒロインだった

山口果林さんといえば、やはり1971年の朝ドラ『繭子ひとり』のヒロインです。

NHK連続テレビ小説の11作目で、三浦哲郎さんの小説が原作でした。

ヒロインの選考会では、約150人の中から勝ち抜いて主役をつかんでいます。

期間平均視聴率は47.7%で、あの『おしん』に次ぐ歴代2位とされる大ヒット作になりました。

当時の人気はすさまじく、同じ1971年の紅白歌合戦ではゲスト審査員も務めています。

その後、1982年11月から1987年3月までは『象印クイズ ヒントでピント』に女性軍のレギュラー解答者として出演しました。

昔の山口果林さんを、クイズ番組で覚えているという方もいるかもしれませんね。

昔の山口果林さんは、国民的な朝ドラのヒロインとして一気に知られた存在でした。

映画砂の器では田所佐知子を演じた

映画でいちばん知られている出演作は、1974年公開の『砂の器』でしょう。

松本清張さん原作、野村芳太郎監督の名作で、山口果林さんは田所佐知子役を演じました。

『砂の器』は今もデジタルリマスター版の上映やトークイベントが開かれるなど、長く愛され続けている作品です。

ほかにも1971年の『黒の斜面』では岩下志麻さんと共演し、1980年には『海潮音』に出演しています。

松本清張さん原作のドラマ「張り込み」にも出演しており、清張作品とは縁の深い女優さんといえますね。

安部公房との20年以上に及ぶ関係

山口果林さんを語るうえで欠かせないのが、作家の安部公房さんです。

安部公房さんは桐朋学園時代の恩師で、「山口果林」という芸名の名付け親でもあります。

芸名を決めるときは占い師に鑑定してもらい、「山口茜」「山口晃」といった候補もあったそうです。

その中で「果林はスターとまではいかないが、努力すればするだけの実りがある名」と言われ、自分の生き方に合っていると感じて選んだといいます。

……この名前の由来、すごく素敵じゃないですか。

安部公房スタジオの看板女優

山口果林さんは1972年12月に俳優座を退団し、翌1973年に安部公房スタジオへ参加しました。

安部公房スタジオは1973年1月に株式会社化された劇団で、山口果林さんは12人のメンバーの一人です。

西武劇場での『愛の眼鏡は色ガラス』を皮切りに、『鞄』『S・カルマ氏の犯罪』などに出演し、看板女優として活躍しました。

1979年には『仔象は死んだ』でアメリカ公演も行っています。

師弟として始まった2人の関係は、1993年に安部公房さんが亡くなるまで続きました。

安部公房とわたしで明かした関係

2人の関係が広く知られるきっかけになったのが、2013年7月31日に講談社から出版された著書『安部公房とわたし』です。

安部公房さんの没後20年のタイミングで、18歳での出会いから20年以上に及んだ関係を初めて明かしました。

講談社の紹介文によると、安部公房さんは1993年1月に山口果林さんの自宅で倒れ、そのまま亡くなったとされています。

ノーベル賞候補とも言われた作家が、妻と別居して女優との生活を選んだ理由にも触れられていて、出版当時は大きな話題になりました。

紹介文に引かれている「君は、僕の足もとを照らしてくれる光なんだ」という言葉は、読んだ人の印象に強く残っているようです。

2018年には講談社+α文庫として文庫化もされています。

正直、長年胸にしまってきたことを60代半ばになって書き上げるのは、相当な覚悟が要ったと思います。

宮本信子と似てると言われる理由

山口果林さんについて調べると、「宮本信子さんと似てる」という話題がよく出てきます。

ブログやそっくりさんを比べるサイトでも、見分けがつかないほど似ているという声が複数上がっているんですよ。

2人とも同世代の女優さんで、落ち着いた雰囲気や顔立ちが重なって見えるのかもしれません。

ただし、2人に血縁関係はなく、まったくの他人です。

似ていると言われるのは、あくまで雰囲気や顔立ちの印象によるものです。

山口果林の現在のまとめ

  • 山口果林は1947年5月10日生まれで、2026年時点で79歳
  • 本名は山口静江で、東京都中央区の出身
  • 現在はたむらプロに所属し、女優業を継続している
  • 実家は日本橋兜町の書店「千代田書店」で、四女として生まれた
  • 2020年には朝ドラ『エール』やNHK『ノースライト』『赤ひげ3』に出演
  • 2023年に『ウルトラマンブレーザー』第22話でタナカミチコ役を演じた
  • 2024年に『仮面ライダーガヴ』第7・8話で宝屋敷雅子役を演じた
  • 映画の近作は2023年の『それいけ!ゲートボールさくら組』で藤竜也と初共演
  • 夏の会で原爆朗読劇「夏の雲は忘れない」を2019年まで12年間上演
  • 2024年6月に沖永良部島で長内美那子と原爆の朗読会を開いた
  • 結婚歴はなく、夫も子供もいない
  • 1971年の朝ドラ『繭子ひとり』のヒロインで、期間平均視聴率47.7%とされる
  • 1974年の映画『砂の器』で田所佐知子を演じた
  • 芸名の名付け親は恩師の安部公房で、1993年に亡くなるまで20年以上歩みを共にした
  • 宮本信子と似てると言われるが、血縁関係はない

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