成田力道さんは今どうしているのか、大相撲に入ったのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
成田さんは現在、日本大学相撲部で団体戦のレギュラーを務めていて、2025年の全国学生選手権では個人3位に入りました。
実は団体戦では、優勝を決める大事な一番を任されていたんです。
・成田力道さんの現在の所属と2025年時点の学年
・全国学生相撲選手権での個人3位と団体優勝の中身
・大相撲入りの発表が出ているかどうか
成田力道の現在は日本大学相撲部の主力選手
成田力道さんの今がどうなっているのか、大学での立ち位置や最近の成績から整理していきます。
大相撲に進んだのかどうかも含めて、分かっていることを順番に見ていきましょう。
所属は日本大学文理学部の相撲部
成田力道さんは現在、名門・日本大学相撲部で稽古を積んでいる学生力士です。
学部は文理学部で、日本大学の公式サイトや日本大学新聞では2025年11月の大会の時点で文理学部3年と紹介されていました。
学年は毎年4月に上がるので、順当に進級していれば2026年度は4年生にあたります。
ただ、2026年度の学年や部内での役割について、大学側がはっきり書いた記事は見当たりませんでした。
ここは「2025年11月時点で3年」というのが確かめられている情報です。
日本大学相撲部は大学日本一に何度も輝いてきた強豪で、部員はおよそ37人(2025年11月時点の主将コメントより)。
その中でレギュラーとして団体戦に出続けているのが成田さんです。
つまり成田力道さんの現在は、日本大学相撲部で団体戦のレギュラーを務める学生力士です。
2025年の全国学生選手権で個人3位と団体優勝
成田さんの近況でいちばん大きいのは、2025年11月1日・2日に大阪府堺市の大浜公園相撲場で行われた第103回全国学生相撲選手権大会です。
学生相撲の日本一を決める大会で、いわゆるインカレにあたります。
この大会で成田さんは個人戦3位に入りました。
準決勝では、この年に学生横綱となった日本体育大学の杉本弘樹さんを土俵際まで追い詰めながら、逆転で敗れています。
決勝まであと一歩だっただけに、これは悔しかったでしょうね…。
それでも翌日の団体戦では、日本大学が3年ぶり32回目の優勝を果たしました。
| 大会 | 時期 | 成田さんの成績 |
|---|---|---|
| 第103回全国学生相撲選手権(個人戦) | 2025年11月1日 | 3位 |
| 第103回全国学生相撲選手権(団体戦) | 2025年11月2日 | 優勝(中堅で出場) |
個人で3位、団体で日本一という結果が、成田さんの直近の大きな実績です。
団体戦で優勝を決める一番を任された
2025年の全国学生選手権の団体決勝は、東洋大学との対戦でした。
団体戦は5人1組で3勝した側が勝ちという形式で、日本大学は先鋒の西出大毅さん、二陣のムンフビルグーンさんと1年生2人が連勝。
優勝まであと1勝という場面で土俵に上がったのが、中堅の成田さんでした。
相手は東洋大学3年の菅原悠翔さん。
頭同士でぶつかる立ち合いから、成田さんが相手の懐に両手をねじ込んで一気に押し込み、押し出しで勝って優勝を決めました。
日本大学の公式記事によると、土俵を降りた成田さんは表情を変えないまま大きく一息ついたそうです。
……こういう場面で表情を崩さないの、なんかいいですよね。
実は前の年の同じ大会では、先鋒として出場したものの決勝トーナメント初戦で日本体育大学に敗れていて、その悔しさがあったと大学側は伝えています。
2025年6月の東日本学生選手権でも中堅で白星
同じ2025年の6月に両国国技館で行われた東日本学生相撲選手権でも、日本大学は2年ぶりの団体優勝を果たしました。
スポニチの報道では、決勝の中堅戦で3年生の成田さんが東洋大学の菅原悠翔さんを引き落としで破り、ストレート勝ちの流れを作っています。
同じ相手に、同じ中堅の位置で、2つの大きな大会の優勝を決めていたわけです。
チームの勝負どころを任される存在であることが、2つの大会の結果から分かります。
大相撲入りの発表はまだ出ていない
成田力道さんを調べる人が気になっているのは、プロの力士になったのかどうかだと思います。
2026年9月時点で、成田さんが大相撲の部屋に入門したという発表や報道は見当たりませんでした。
大相撲入りについては発表なしというのが現状です。
学生相撲の有力選手は、大学卒業のタイミングで大相撲へ進むケースが少なくありません。
大学で優秀な成績を残した選手には、幕下や三段目の途中から土俵に上がれる付出(つけだし)という制度もあります。
ただし、成田さんがこの制度の対象になるのか、そもそも角界へ進むつもりがあるのかは、本人も大学も公表していません。
進路は今後の大会結果や本人の判断で決まっていくことなので、ここは発表を待つしかないですね。
現時点では大学の相撲部で競技を続けていて、大相撲入りの発表は出ていない、というのが答えです。
監督が勝因として名前を挙げた3年生
2025年の全国学生選手権のあと、日本大学相撲部の木崎孝之助監督は優勝の勝因についてコメントを出しています。
その中で監督は、主将を中心とした4年生の頑張りに加えて、3年生の成田を筆頭に下級生もレギュラーとして力を発揮したことを勝因に挙げました。
下級生の中で最初に名前が出るのは、チームの中での信頼の表れと受け取ってよさそうです。
監督はさらに、レギュラーのほとんどが残る新しいチームでは、今年以上の成績が期待されるとも話していました。
成田さんはその「残るレギュラー」の一人です。
監督のコメントからも、成田さんが下級生の中心として見られていたことが分かります。
成田力道の現在を調べる人向けの関連情報
ここからは、成田力道さんの現在とあわせて検索されている出身地や体重、子どもの頃の成績などをまとめます。
今の成田さんがどんな道のりを歩いてきたのかが見えてくるはずです。
出身は相撲どころの青森県中泊町
成田力道さんの出身は、青森県北津軽郡の中泊町です。
2025年の全国学生選手権の結果を伝えた地元紙の東奥日報も、「日大3、中泊出身」と見出しに入れて報じていました。
中泊町は津軽半島の中央にある町で、昔から相撲の町として知られています。
大相撲の宝富士さんや阿武咲さんもこの町の出身で、2人が子どもの頃に通った町立の相撲道場「中泊道場」があります。
小学生時代の成田さんは、中泊町の薄市小学校に通っていたことが日刊スポーツの2015年の記事で紹介されています。
同じ記事では、成田さんが帰郷した阿武咲さんに胸を借りて「阿武咲関は強くて重かった。相撲が好き」と話していたことも書かれていました。
……小学生のうちから関取に稽古をつけてもらえる環境、すごいですよね。
関取を生んできた相撲の町で育ったことが、成田さんの原点です。
わんぱく相撲で全国優勝した小学生時代
成田さんは小学生の頃から全国レベルの選手でした。
| 時期 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2014年(小学4年) | わんぱく相撲全国大会 4年の部 | 優勝 |
| 2016年(小学6年) | 第32回わんぱく相撲全国大会 6年の部 | 準優勝 |
2014年の優勝は、日刊スポーツが翌2015年の記事で「昨年のわんぱく相撲全国大会4年の部で優勝した成田力道君(薄市小5年)」と伝えています。
2016年の大会の6年の部では、日本相撲連盟の記録によると準優勝でした。
いわゆる「わんぱく横綱」として、子どもの頃から名前を知られていたわけです。
大相撲の高田川部屋のブログでも、成田さんがわんぱく横綱として子どもの頃から活躍していたことに触れられていました。
わんぱく相撲の全国大会で優勝した経験が、今の成田さんの土台になっています。
中学から鳥取へ相撲留学して鳥取城北高へ
小学校を卒業した成田さんは、青森を離れて鳥取県へ相撲留学しました。
鳥取県スポーツ協会の資料には、鳥取西中学校の1年生として成田さんの名前が載っています。
高校は、相撲の強豪として知られる鳥取城北高校に進みました。
ただ、この時期は順調とは言えなかったようです。
サンスポの2022年の記事によると、小学校時代は全国優勝したものの、鳥取へ相撲留学してからは苦しんだとのこと。
「伸びない身長を恨んだこともあった」という本人の言葉も紹介されていました。
小学生で頂点に立った選手が、中学・高校でなかなか勝てない……想像するとかなりきつかったと思います。
青森を離れて鳥取で過ごした中学・高校の6年間が、成田さんにとっての下積みの時期でした。
国体で個人と団体の2冠を達成した高校時代
苦しんだ時期を経て、成田さんは高校3年の秋に大きな結果を出します。
2022年10月に栃木県で行われた「いちご一会とちぎ国体」の相撲少年の部で、個人優勝を果たしました。
鳥取県チームも少年団体で6度目の優勝を飾り、成田さんは個人と団体の2冠を達成しています。
個人の決勝の相手は、鳥取城北高校のチームメートでもあるソソルフーさん。
突き放してからのはたき込みで勝ち、「決勝で闘う目標がかなった」と話しています。
「高校の最後に優勝できて良かった」という言葉には、これまでの苦しさが詰まっている気がしますね。
同じ学年の高校横綱は埼玉栄高校の高山さんで、国体王者が成田さん、という形でこの世代の上位を分け合っていました。
高校最後の国体での2冠が、日本大学へ進むうえでの大きな実績になりました。
大学1年で東日本学生選手権の個人2位
日本大学に進んだ成田さんは、1年生の6月からいきなり結果を出しています。
2023年6月の東日本学生相撲選手権で、成田さんは個人戦の決勝まで勝ち上がりました。
決勝の相手は同じ日本大学の4年生・川渕一意さんで、日大対決は先輩の川渕さんに軍配が上がり、成田さんは個人2位でした。
この大会では日本大学が8年ぶりに団体優勝も果たしていて、ルーキーの成田さんの健闘が日本大学新聞でも取り上げられています。
大学での主な成績を並べると、次のようになります。
| 時期 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2023年6月(1年) | 東日本学生相撲選手権・個人 | 2位 |
| 2025年6月(3年) | 東日本学生相撲選手権・団体 | 優勝(中堅で白星) |
| 2025年11月(3年) | 全国学生相撲選手権・個人 | 3位 |
| 2025年11月(3年) | 全国学生相撲選手権・団体 | 優勝(中堅で優勝を決める) |
1年生のときから上位に入り、3年生で全国の個人3位まで届いたのが、大学での成田さんの歩みです。
体重は155キロで身長の低さを押しで補う
成田さんの体重は、155キロと紹介されています。
毎日新聞の学生相撲の特設サイト(2025年の全国体重別の出場力士一覧)では、身長173センチ・体重155キロ、3年、出身高校は鳥取城北と載っていました。
高校3年だった2022年のサンスポの記事でも、身長175センチ・体重155キロと紹介されています。
身長の数字は資料によって少し違いますが、体重は高校時代からほぼ同じ155キロです。
身長は相撲選手としては高いほうではありません。
そのぶん丸い体を生かすために突きと押しを磨いてきた、と本人も高校時代に話していました。
2025年の全国学生選手権の団体決勝でも、相手の懐に両手をねじ込んで押し出しています。
背の低さを押しの強さで補う取り口が、成田さんの持ち味です。
成田力道の現在のまとめ
- 成田力道さんは日本大学文理学部の相撲部に所属する学生力士
- 2025年11月時点の学年は3年で、順当に進級していれば2026年度は4年生にあたる
- 2025年の全国学生相撲選手権で個人3位に入った
- 個人戦の準決勝では、学生横綱になった杉本弘樹さんに逆転で敗れた
- 同じ大会の団体戦では中堅で出場し、押し出しで日本大学の優勝を決めた
- 日本大学の団体優勝は3年ぶり32回目
- 2025年6月の東日本学生選手権でも中堅で白星を挙げ、団体優勝に貢献した
- 木崎孝之助監督は勝因として「3年生の成田を筆頭に」下級生の活躍を挙げた
- 2026年9月時点で大相撲入りの発表は出ていない
- 出身は相撲どころとして知られる青森県中泊町
- 小学生時代は中泊町の薄市小学校に通い、阿武咲さんに胸を借りたこともある
- 2014年のわんぱく相撲全国大会4年の部で優勝、2016年は6年の部で準優勝
- 中学から鳥取へ相撲留学し、鳥取城北高校に進学した
- 2022年のとちぎ国体で少年個人・団体の2冠を達成した
- 体重は155キロで、突きと押しを磨いてきた取り口が持ち味


