大江戸捜査網の不知火お吉や、実写版ルパン三世の峰不二子で人気を集めた江崎英子さん。
今どうしているのか気になって検索した方も多いのではないでしょうか。
実は検索で上位に出てくる「岡山の講師・江崎英子さん」は別人の可能性が高く、調べてみると意外な事実が見えてきました。
・江崎英子さんの現在の近況と、最後に確認できる活動の記録
・舞台女優とダンス教室の講師として活動していた時期のこと
・岡山の講師・江崎英子さんと別人と考えられる2つの理由
江崎英子の現在は近況非公表!芸能界を離れたあとの足取り
江崎英子さんの現在について、公式に近況を発表した情報は見当たりません。
ここでは、確認できる最後の活動の記録から、今の年齢や同姓同名の人物との違いまで順番に整理していきます。
現在は近況が公表されていない
まず結論からお伝えすると、女優・江崎英子さんの現在の近況は、本人や事務所から公表されていません。
大江戸捜査網の不知火お吉を覚えている方からすると、「今どうしているんだろう?」と気になりますよね。
オンライン百科事典のWikipediaでも、江崎英子さんのページは「近況が不明な人物」という分類に入っています。
つまり、ネット上で公に確認できる範囲では、ここ最近の活動の記録が出てこない状態なんです。
公式ブログや本人名義のSNSで女優としての近況を発信している様子もなく、テレビや舞台への出演情報も見当たりません。
放送局の出演情報をまとめたページでも、放送予定の出演作品は「ありません」と表示されています。
ファンのコミュニティでは「現在は芸能界を引退されています」と紹介されていて、表舞台からはすでに離れていると受け止められているようです。
ただし、引退を正式に発表したという記録は見つかりませんでした。
はっきり引退を宣言したというより、少しずつ表舞台から離れていき、そのまま近況が伝わらなくなったと考えるのが自然かなと思います。
最後に確認できる活動は2003年のステージ101復活コンサート
公に確認できる江崎英子さんの活動のうち、いちばん新しいものは2003年のコンサートです。
2003年10月21日の夜と22日の昼・夜の計3回、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで、ヤング101の復活コンサート「ステージ101〜明日に架ける橋」が開かれました。
江崎英子さんは、ヤング101の元メンバー36人と一緒にこの舞台に立っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公演名 | ステージ101〜明日に架ける橋 |
| 日程 | 2003年10月21日夜・22日昼・22日夜の計3回 |
| 会場 | Bunkamuraシアターコクーン |
| 出演 | ヤング101の元メンバー36人 |
| 放送 | 22日夜の公演がのちにNHK BS2で放送 |
この公演で江崎英子さんは、デビュー当時にソロで歌った「夕べの祈り」をもう一度ソロで披露しました。
さらに「Black Magic Woman」「Come Together」「In The Mood」の3曲ではダンスでも共演しています。
50代に入ってもなお、歌とダンスの両方でステージに立っていたわけですね。
30年以上前に歌った曲を同じ舞台で歌い直すなんて、……なんか、じんわりしますよね。
この2003年の復活コンサートが、江崎英子さんの姿を公に確認できる最後の記録になっています。
舞台女優とダンス教室の講師をしていた時期
テレビドラマへの出演が落ち着いたあと、江崎英子さんは舞台とダンスの世界に活動の軸を移していきました。
舞台で演じた作品
舞台では、次のような作品に出演しています。
| 作品 | 年 | 役 |
|---|---|---|
| 屋根の上のバイオリン弾き | 1978年・1981年・1982年 | ツィアイテル |
| ラ・マンチャの男 | 1979年・1980年 | アントニア |
このほかミュージカル『アプローズ』にも出演しています。
いずれもミュージカルで、宝塚音楽学校で歌と踊りを学んだ江崎英子さんらしい選び方だなと感じます。
ダンス教室の講師としての活動
2008年のネット上の質問サイトでは、「最近はダンス教室を営むかたわらで、ミュージカル『アプローズ』などの舞台を中心に活動している」という回答が寄せられていました。
作品の情報をまとめたデータベースでも、「舞台女優の傍ら、ダンス教室の講師として活躍」と紹介されています。
つまり、テレビから姿を消したあとも、舞台とダンス教室の講師という形で踊りに関わり続けていたということです。
ただ、このダンス教室の名前や場所、今も続いているかどうかは確認できませんでした。
岡山の講師・江崎英子は同姓同名の別人の可能性が高い
「江崎英子 現在」と検索すると、岡山で人間関係の講座を開いている江崎英子さんの公式サイトやInstagramが上位に出てきます。
このため「女優の江崎英子さんは今、岡山で講師をしている」と思った方もいるかもしれません。
ただ、調べてみると、女優の江崎英子さんとは別人の可能性が高いと考えられます。
理由は2つあります。
公式プロフィールに女優の経歴が出てこない
岡山の江崎英子さんの公式サイトのプロフィールには、心理学や親業訓練のインストラクターとしての経歴、講師やカウンセラーとしての肩書が並んでいます。
一方で、ステージ101や大江戸捜査網、宝塚音楽学校といった女優・歌手としての経歴は一切出てきません。
あれだけの代表作があれば、プロフィールに一言くらい触れていてもおかしくないですよね。
著書の副題から計算すると生まれ年が合わない
岡山の江崎英子さんは、2021年9月に『それでもゆるせる私になりたい』という本を出しています。
副題は「親と子が愛を求めてもがき続けた58年」で、自分自身の半生をつづった内容です。
2021年の時点で58年ということは、生まれは1960年代前半ごろと考えられます。
女優の江崎英子さんは1950年生まれなので、2021年にはすでに70歳を超えていました。
ここから考えると、岡山の講師の江崎英子さんは、女優の江崎英子さんとは同姓同名の別人と見るのが自然です。
検索で出てくる近況を、そのまま女優の江崎英子さんの現在だと受け取らないよう注意したいところです。
現在の年齢は75歳
江崎英子さんは1950年12月12日生まれで、2026年9月時点で75歳です。
2026年12月の誕生日を迎えると76歳になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1950年12月12日 |
| 年齢 | 75歳(2026年9月時点) |
| 出身地 | 福岡県久留米市 |
| 学歴 | 宝塚音楽学校卒業 |
| 旧芸名 | 江崎由梨 |
2022年の質問サイトには「現在71才みたい」という書き込みもあり、この年齢の数え方とも一致しています。
不知火お吉を演じていた20代から、もう50年近くがたっているんですね。
結婚や家族についての情報
江崎英子さんが結婚しているかどうかは、公表されていません。
2014年の質問サイトでは「峰不二子を演じた江崎英子さんは結婚されたのでしょうか?」という質問が出ていて、関心を持つ人が多いことが分かります。
これに対するベストアンサーは、若い頃のプロフィールにあった「すてきな男性と気ままな旅をするのが夢」という言葉を根拠に「独身のようですよ」と答えていました。
1972年に発売されたアルバムの紹介文では、夢として「すてきな男性と気ままな旅に出かけること」と「すてきなおばあちゃんになること」が挙げられています。
ただ、これは20代前半の頃の言葉なので、今も独身だという根拠にはなりません。
夫や子どもがいるのかどうかは、確かな情報がないというのが実際のところです。
「すてきなおばあちゃんになる」という夢が、今どんな形でかなっているのか……個人的にはそこがいちばん気になります。
江崎英子の現在を調べる人向けの関連情報
江崎英子さんの現在を調べる方は、若い頃の活躍もあわせて気になっているはずです。
ここからは、宝塚音楽学校からヤング101、大江戸捜査網、峰不二子役までの歩みを振り返ります。
若い頃はヤング101のグリちゃんとして人気に
江崎英子さんの若い頃を語るうえで外せないのが、NHKの音楽番組『ステージ101』です。
1969年に結成されたNHKの歌とダンスのグループ「ヤング101」に、第一期生として加わりました。
1970年1月10日の番組第1回から出演し、第3回ではソロで「夕べの祈り」を歌っています。
この歌唱はNHKアーカイブスで今も見ることができるそうです。
番組では、名字の江崎を製菓会社の江崎グリコにかけて「グリちゃん」という愛称で親しまれていました。
歯磨きの広告モデルでも話題に
同じ頃、1970年4月に発売されたライオン歯磨(当時)の「ホワイト・アンド・ホワイト」の広告モデルにも選ばれています。
CMや雑誌広告で見せたジャンプ姿が「若々しくダイナミック」と話題になり、この印象がのちの女優としての起用にもつながっていきました。
1972年の雑誌『平凡』では、身長165cm・体重50kgと紹介され、趣味や特技は料理・裁縫・編み物とされています。
スラッとしたスタイルと、はつらつとした動きが、若い頃の江崎英子さんの大きな魅力だったんです。
1973年4月1日にヤング101を卒業し、1974年3月31日の番組最終回にはゲストとして戻ってきて、現役メンバーと一緒にコーラスに参加しました。
大江戸捜査網で演じた不知火お吉
ヤング101を卒業した江崎英子さんが、女優として一気に知られるきっかけになったのが時代劇『大江戸捜査網』です。
1973年9月22日の第3シリーズ第1話から、1976年9月25日まで、約3年間にわたって不知火お吉を演じました。
お吉は、表向きは魚屋として暮らしながら悪を探る隠密同心です。
男勝りでちゃきちゃきの江戸っ子という役柄で、江崎英子さんの動きの良さがよく生きていました。
ファンの間では、歴代の隠密同心のベストメンバーに「不知火お吉……江崎英子」を挙げる声もあります。
お吉の着物姿は、今の着物好きの間でも「見逃せない」と話題にされるほどです。
2008年に「当時の映像を見てとても綺麗だと思った、今の若いモデルと比べても違和感がない」という質問が寄せられていたのも、なんだか分かる気がしますよね。
江崎英子さんの名前を今も検索する人の多くは、このお吉の印象が強く残っている世代なのかもしれません。
大江戸捜査網のあとも、『特捜最前線』『白い巨塔』『必殺仕事人』『暴れん坊将軍』『鬼平犯科帳』など、1970年代後半から80年代初めにかけて数多くのドラマにゲスト出演しています。
宝塚音楽学校から芸能界へ
江崎英子さんは、宝塚音楽学校の卒業生です。
宝塚音楽学校を出たあと、1960年代の終わりに歌手としてデビューしました。
歌と踊りの基礎を宝塚でしっかり身につけていたからこそ、ヤング101のような歌とダンスの番組ですぐに頭角を現せたのだと思います。
2022年の質問サイトには「宝塚を卒業されていたらしいが、年齢から推測して何期生にあたるか」という質問も出ていました。
ただ、何期生にあたるのか、宝塚歌劇団の舞台に立ったのかどうかまでは確認できませんでした。
宝塚音楽学校で学んだ歌と踊りが、ヤング101から舞台女優、ダンス教室の講師まで、江崎英子さんの活動をずっと支えてきたといえそうです。
ルパン三世の実写版で峰不二子役
江崎英子さんのもうひとつの代表作が、1974年8月3日に公開された東宝映画『ルパン三世 念力珍作戦』です。
アニメで人気のルパン三世を実写にした作品で、江崎英子さんは峰不二子を演じました。
峰不二子といえば、抜群のスタイルが欠かせない役ですよね。
165cmのスラッとしたスタイルを持つ江崎英子さんにぴったりの配役だったといえます。
2008年の質問サイトでも「ルパン三世の実写版で峰不二子役を演じるなど、プロポーションも良かった」と振り返られていました。
この頃、芸名を一時「江崎由梨」に変えていたこともあります。
大江戸捜査網のお吉と実写版の峰不二子、この2つの役が江崎英子さんの人気のピークだったといえそうです。
江崎英子の現在のまとめ
- 女優・江崎英子の現在の近況は本人や事務所から公表されていない
- Wikipediaでは「近況が不明な人物」に分類されている
- 引退を正式に発表した記録は見当たらない
- 公に確認できる最後の活動は2003年のステージ101復活コンサート
- 復活コンサートでは「夕べの祈り」をソロで歌い、ダンスでも共演した
- テレビ出演が落ち着いたあとは舞台女優とダンス教室の講師として活動していた
- ダンス教室の名前や場所、現在も続いているかは不明
- 岡山で人間関係の講座を開く江崎英子は同姓同名の別人の可能性が高い
- 岡山の江崎英子の著書の副題「58年」から計算すると生まれ年が合わない
- 1950年12月12日生まれで2026年9月時点で75歳
- 結婚や子どもについては公表されておらず、独身説は若い頃の発言が根拠
- 若い頃はNHK「ステージ101」のヤング101第一期生で愛称はグリちゃん
- 1973年から約3年間、大江戸捜査網で不知火お吉を演じた
- 宝塚音楽学校を卒業し、1960年代末に歌手としてデビュー
- 1974年の映画『ルパン三世 念力珍作戦』で峰不二子を演じた


