内藤国雄さんの現在、気になっている方は多いのではないでしょうか。
実は2022年の年末に、55年も続けてきた神戸新聞の詰め将棋の連載を終えていて、これが今のところ最も新しいまとまった報道なんです。
この記事では、現役引退から連載終了まで、そして歌手としての顔まで、確かめられた事実だけを順番に追っていきます。
・内藤国雄さんの現在(2022年末時点)の近況
・2015年の現役引退と、最後の対局の中身
・詰め将棋の連載終了と、歌手「おゆき」の記録
内藤国雄の現在の近況と引退までの歩み
結論から言うと、内藤国雄さんは棋士としては2015年に引退し、現在は詰め将棋の創作を中心に将棋とかかわってきた方です。
ここでは確認できた範囲の近況と、引退までの流れを順番に見ていきますね。
83歳で兵庫県西宮市に暮らす近況
2022年12月の神戸新聞の記事では、内藤國雄九段は83歳、兵庫県西宮市在住と紹介されています。
生まれは1939年11月15日、兵庫県神戸市です。
将棋人生は70年以上に及ぶそうで、ここまで長く盤とともに歩んできた方は、そういません。
ただ、2022年12月以降の新しい近況については、今回の調べでは確認できませんでした。
つまり、確かな最新情報は2022年末の連載終了の報道ということになります。
内藤国雄が現役を引退したのは2015年
現役の棋士としての引退は、2015年3月31日付です。
2015年1月に、腰痛や膝痛で長時間の対局が難しくなったことなどを理由に引退を表明していました。
長い対局は体への負担が大きいので、これは納得の理由ですよね。
最後の対局は通算1000敗の一局
最後の対局は2015年3月12日の竜王戦6組昇級者決定戦で、相手は中田功さんでした。
この対局に敗れて、通算1000敗となっています。
通算1000勝を達成した史上5人目の棋士でもあるので、勝ちも負けも1000を超えた、まさに積み重ねの人生ですね。
タイトル4期と九段昇段の実績
タイトルは棋聖を2期、王位を2期の通算4期獲得しています。
1974年にはタイトル通算3期の規定で九段に昇段しました。
実績から見ても、昭和から平成の将棋界を代表するトップ棋士の一人です。
内藤国雄の現在につながる詰め将棋と歌手の顔
検索で現在が気にされるのは、棋士だけでなく、詰め将棋の作者や歌手としても知られているからかもしれません。
そのあたりも整理しておきましょう。
神戸新聞の詰め将棋を2022年末に終えた
内藤國雄九段は、神戸新聞で55年間出題し続けた詰め将棋のコーナーを、2022年12月末で引退しました。
最終回は2022年12月31日付で、「少年時代にかえって」創作した2746回目の作品が発表されています。
記事によると、系列紙のデイリースポーツでも詰め将棋を作っていて、2022年12月30日時点で1万5861回に達しました。
両紙を合わせると、約3万作品を発表してきたことになります。
3万作品という数字に、この方の創作への執念が表れています。
師匠・藤内金吾さんの思い出が詰まったコーナー
神戸新聞の詰め将棋は、師匠である藤内金吾先生の思い出が詰まっているため、特に大切なものだったと語っています。
少年時代に神戸新聞へ自分の名前が載り、紙面を手にしている人を見つけて顔を赤くしたという思い出も紹介されていました。
なんか、じんわりしますよね。
詰め将棋は「楽園」と語った
詰め将棋づくりについて、勝負がつかない「楽園」であり、棋士であることを忘れて楽しめる時間だったと語っています。
コンピューターとは距離を置いてきたそうで、「解くのは非常に速いが、作るのはまだ不十分で個性がない」という趣旨の考えも述べています。
モットーは、敬愛する歌手の故・三橋美智也さんに倣った「のびのびしみじみ」です。
代表作「ベン・ハー」は40年あまりかけて完成
代表作のひとつ「ベン・ハー」は、19歳頃に観た映画に触発され、40年あまりかけて完成させた長編作品です。
詰め手順にはキリストの場面や戦車競走が盛り込まれていて、解答は111手詰めになります。
歌手として大ヒットした「おゆき」
内藤國雄さんは、余技として演歌歌手の活動もしていました。
1976年のシングル「おゆき」は、1976年から1977年にかけて100万枚以上を売り上げる大ヒットになったとされています。
シングルは「おゆき」から1995年の「男の酒場」まで8作が記載されています。
1991年には石原詢子さんとのデュエット曲「夜のおとぎばなし」も発売しました。
NHKでの活動
2000年の第51回NHK紅白歌合戦では審査員を務めました。
2010年にはNHK歌謡コンサートに出演し、「おゆき」を歌っています。
棋士なのに歌でも全国区というのは、ちょっと驚きですよね。
内藤国雄の現在のまとめ
- 1939年11月15日に兵庫県神戸市で生まれた
- 2022年12月時点で83歳、兵庫県西宮市在住と紹介された
- 将棋人生は70年以上に及ぶ
- 2015年1月に腰痛や膝痛などを理由に引退を表明した
- 最後の対局は2015年3月12日の竜王戦6組昇級者決定戦
- 最後の対局に敗れて通算1000敗となった
- 登録上の引退は2015年3月31日付
- 通算1000勝を達成した史上5人目の棋士
- タイトルは棋聖2期と王位2期の通算4期
- 1974年に九段へ昇段した
- 神戸新聞の詰め将棋は55年続き、2022年12月31日付で終了した
- 最終回は2746回目の作品だった
- デイリースポーツと合わせて約3万作品を発表した
- 代表作ベン・ハーは40年あまりかけた111手詰め
- 歌手としては1976年のおゆきが100万枚以上の大ヒットとされる
- 2022年12月以降の新しい近況は確認できなかった


