「石原伸晃 脳梗塞」で検索している方、石原伸晃さん本人が脳梗塞を患ったのかと心配になりますよね。
実は石原伸晃さんに脳梗塞の経歴はなく、検索サジェストが出る理由は父・石原慎太郎さんの脳梗塞が影響していると考えられています。
石原伸晃さん本人の持病は心臓の不整脈(既往症)で、2021年のコロナ感染時に初めて公表されました。
・石原伸晃さん本人に脳梗塞の経歴があるかどうかの真相
・脳梗塞のサジェストが出る理由と父・石原慎太郎さんの脳梗塞後遺症
・コロナ即入院の理由と世間の批判、引退後の現在の活動
石原伸晃に脳梗塞の事実はあるのか検証
石原伸晃さんに脳梗塞の経歴があるのかどうか、「なぜそう検索されるのか」という理由も含めて詳しく解説します。
脳梗塞の経歴は一切ない
石原伸晃さんに脳梗塞の経歴があるかどうかを調べてみると、結論から言うと脳梗塞の事実はありません。
「石原伸晃 脳梗塞」という検索ワードが注目を集めるのは、検索エンジンのサジェスト機能の影響が大きいんです。
サジェスト機能というのは、ユーザーが入力した検索ワードに関連するキーワードを自動で提案してくれる機能のこと。
多くの人が「石原伸晃」と「脳梗塞」をセットで検索していたため、その組み合わせがサジェストに表示されるようになったとされています。
石原伸晃さん本人は2021年に内閣官房参与に就任した際も「体力、能力ある」とコメントしており、健康上の大きな問題はないとされています。
少し心配になって調べてみたという方も多いかもしれませんが、現時点では石原伸晃さんが脳梗塞を患ったというような公式の発表や信頼できる報道は確認できていません。
脳梗塞のサジェストが出る理由
「石原伸晃 脳梗塞」という検索サジェストが出る最大の理由として考えられているのが、父・石原慎太郎さんが2013年に脳梗塞を発症したことが影響しているという点です。
石原慎太郎さんといえば元東京都知事・衆議院議員として長く活躍された政治家で、息子の石原伸晃さんとともに長年「石原ファミリー」として注目されてきた存在です。
2013年当時、メディアが「石原慎太郎が脳梗塞で入院」と大きく報じたことで、「石原」と「脳梗塞」というキーワードの組み合わせが世間に広まりました。
そこから、「息子の伸晃さんも?」という疑問を持った人が「石原伸晃 脳梗塞」と検索し始め、それが積み重なることでサジェストにこの組み合わせが出るようになったと考えられています。
つまり、石原伸晃さん自身の病気として広まったわけではなく、父親の脳梗塞報道が間接的に影響してサジェストに表示されているというのが実態です。
サジェストというのはあくまで「多くの人が検索したワードの組み合わせ」を反映するものであって、それが事実であることを保証するものではないんですよね。
父・石原慎太郎の脳梗塞と深刻な後遺症
石原伸晃さんの脳梗塞のサジェストが出る原因となった、父・石原慎太郎さんの脳梗塞について詳しく見ていきましょう。
2013年発症と公表の経緯
石原慎太郎さんが脳梗塞を発症したのは2013年のことでした。
入院当初、石原事務所は「疲労のため」と公表しており、脳梗塞であることは明らかにされていませんでした。
しかしその後、2013年3月30日の退院時に行われた記者会見で、石原慎太郎さん自身が「軽い脳梗塞」であったことを認めたのです。
その後、2017年に行われた東京都議会の豊洲市場移転問題に関する特別委員会での参考人招致では、「約2年前に脳梗塞を発症し、いまだに後遺症が残っている」と証言しています。
この証言の中で後遺症の深刻さが初めて広く知られることになりました。
平仮名を忘れた後遺症の詳細
石原慎太郎さんが都議会の証言で明かした後遺症は、想像以上に深刻なものでした。
脳梗塞で損傷したのは右頭頂部の海馬付近とのこと。
海馬は記憶の保管庫のような役割を持つ部位で、ここが損傷したことで石原慎太郎さんには重大な後遺症が残りました。
最も衝撃的だったのが「文字を忘れた」という後遺症です。
石原慎太郎さんは都議会で「不幸にして文字を忘れてしまいました。ひらがなすら忘れてしまった」と証言しています。
利き手である左手が機能しなくなるという運動障害も残り、自分で文字を書くことが難しくなりました。
しかし石原慎太郎さんはその後もワープロを使ったり口述筆記をしたりと、工夫を凝らしながら執筆活動を続けたことでも知られています。
晩年には膵臓がんとも闘いながら精力的に著述活動を行い、2022年2月1日に享年89歳で逝去されました。
「石原 脳梗塞」というキーワードが世間に定着したのは、この石原慎太郎さんの脳梗塞と後遺症の報道が大きかったわけです。
持病は心臓の不整脈
石原伸晃さん本人に脳梗塞の経歴はありませんが、心臓に既往症(不整脈)があることが2021年に公表されています。
これは2021年1月に石原伸晃さんが新型コロナウイルスに感染し入院した際に、その理由として本人が「心臓に既往症があるため医師の指示で入院した」と説明したことで明らかになりました。
不整脈とは、心臓が正常なリズムで動かなくなる状態のことです。
日常生活に大きな支障がなく経過観察になるケースも多い症状ですが、体への負担が大きくなる状況(コロナウイルスへの感染など)では注意が必要とされることがあります。
石原伸晃さんがこれほど長い政治家生活を送れてきたことからも、不整脈があるとはいえ日常的には大きな健康上の問題はなかったと考えられます。
もっとも、心臓に既往症があることを公表したのはコロナ入院時が初めてで、それ以前は健康に関する詳しい情報は表に出ていませんでした。
政治家として長年公の場に立ち続けてきただけに、支持者にとっては驚きだったかもしれませんね。
コロナ感染時に即入院した本当の理由
石原伸晃さんのコロナ感染と入院は、2021年に大きな話題となりました。
2021年1月21日にPCR検査を受け、翌22日に陽性が確認されました。
当時の状況としては、無症状(発熱やせきなどの症状がない状態)での感染確認でしたが、その日のうちに入院することになりました。
入院の理由として石原伸晃さん側が説明したのは、前述の「心臓に既往症があるため、医師の指示で入院した」という点です。
不整脈がある場合、コロナウイルスが心筋にダメージを与えるリスクが高まる可能性があるとされており、医師が安全策として入院を勧めたとのことです。
入院先・入院期間と退院後の状況
入院先は東京医科歯科大附属病院でした。
入院後、一時的に症状が悪化する場面もあったとされていますが、その後は快方に向かい、2021年1月31日に無事退院しています。
入院期間はおよそ10日間でした。
橋下徹さんはこの入院について「心臓に既往症があるわけですよ。これは医師の判断。医療はこうあってほしいもの」とコメントし、医師の指示に従った入院であることへの理解を示しました。
退院後、石原伸晃さんは2021年10月の衆院選に向けた活動を再開しましたが、同年の衆院選で初落選を喫することになります。
無症状入院への批判と世間の声
石原伸晃さんのコロナ入院は、医療的には理解できる判断であったとしても、当時の社会状況から大きな批判を受けることになりました。
2021年1月当時、日本ではコロナ感染者が急増しており、症状があっても入院できずに自宅で亡くなるというケースが相次いでいました。
そんな中で、国会議員が無症状のまま即日入院できたという事実は、多くの人に「特別扱いではないか」という印象を与えました。
立憲民主党の小川淳也衆院議員は、衆院予算委員会でこの問題を取り上げ、「症状がある人が入院できないのに何で無症状で即、入院できるんだという声もある」と訴えました。
一部メディアやSNSでは「上級国民」という言葉を使った批判も広がり、一般市民との扱いの差に対して強い怒りの声が上がりました。
また、石原伸晃さんは過去に胃ろう(胃に穴を開けて栄養を直接流し込む措置)を受けている患者を「エイリアン」と表現して物議を醸した経緯があり、こうした過去の発言とコロナ入院問題が重なって批判がより大きくなった面もありました。
このコロナ入院問題は、後の2021年衆院選での落選に影響した要因のひとつとも見られています。
石原伸晃の脳梗塞を調べる人向けの関連情報
石原伸晃さんの脳梗塞を調べている方が気になっている、落選・引退・現在の活動についてもまとめてご紹介します。
2021年衆院選で初落選した理由
石原伸晃さんは2021年10月31日に行われた第49回衆議院議員総選挙で、10回連続当選を誇ったベテラン政治家でありながら、初めての落選を経験することになりました。
選挙区・東京8区で対戦したのは、立憲民主党公認の新人候補・吉田晴美さん。
結果は吉田さんが約13万7000票を獲得し、石原伸晃さんの約10万5000票を約3万票差で上回りました。
さらに比例代表でも復活できず、石原さんは議席を失いました。
当選10回の重鎮が新人候補に敗れるという結果は、政界に衝撃を与えました。
落選の主な理由としていくつかの要因が挙げられています。
まず最大の要因として指摘されているのが「野党共闘の効果」です。
2017年の衆院選では石原さんの対立候補が分散していたため何とか当選できましたが、2021年は野党が一本化したことで票が集まり、その差を逆転することが難しくなりました。
次に、「石原軍団の解散」も影響したとされています。
かつて父・石原慎太郎さんや石原軍団の芸能人が積極的に応援演説に駆けつけていたような盛り上がりがなくなり、選挙戦の熱量が下がったと見られています。
また、2017年の選挙から2021年の選挙までの期間に、石原伸晃さんが国民の目に印象的な働きを見せる機会が少なかった点も一因として指摘されています。
さらに、前述の新型コロナ感染時の「無症状での即入院」問題が「上級国民」批判につながり、有権者のマイナスイメージを強めた面もあったといわれています。
比例復活できなかった理由については、自民党が比例東京ブロックで獲得した6議席の枠に石原さんの惜敗率(76.729%)が届かず、8番目の順位に留まったためです。
| 候補者 | 党派 | 得票数 |
|---|---|---|
| 吉田晴美 | 立憲民主党 | 約137,341票 |
| 石原伸晃 | 自由民主党 | 約105,381票 |
| 差 | ー | 約31,960票 |
政界引退を決断した経緯
落選後の石原伸晃さんの動きも、いろいろと話題になりました。
2021年12月6日、岸田文雄総理は落選直後の石原伸晃さんを内閣官房参与(観光立国その他特命担当)に起用しました。
しかしこの人事は「選挙で落ちた人物を政府の役職につけるとは何事か」と野党や世論から強い批判を受けます。
さらに、石原伸晃さんの事務所が雇用調整助成金を受給していたことが報じられ、批判がさらに高まりました。
結局、内閣官房参与に就任してからわずか4日後の12月10日には辞任することになってしまいました。
その後は政界での再起を模索する動きもありましたが、2025年夏の参議院選挙で東京選挙区からの出馬を目指したものの、自民党の公認から漏れることになりました。
2025年6月23日、BS日テレ「深層NEWS」に出演した石原伸晃さんは、参院選への出馬断念とともに政界引退を表明。
「他の候補者が決まった今、邪魔するのも大人げない」「一線から退いて、これからは外から政治を見ていこうと決めた」と語りました。
そして2025年6月24日、正式に政界引退を発表。
1990年の初当選から35年にわたる政治家人生に幕を閉じました。
引退後も「国を思う気持ちは変わらない」と述べており、外部から社会や政治に貢献していく姿勢を見せています。
引退後の現在の活動
政界を引退した石原伸晃さんですが、2025年以降は政治ジャーナリスト・コラムニストとして幅広く活動しています。
テレビ番組への出演も多く、BS日テレ「深層NEWS」、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」、読売テレビ「サタデーLIVE ニュースジグザグ」、ニッポン放送「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」など、複数の政治・時事系の番組にレギュラーまたはゲストとして登場しています。
また、文章での発信も続けており、日刊スポーツでは「石原伸晃の言いたいことが山ほどある」というタイトルのコラムを連載しているほか、産経新聞社の「月刊正論」にも記事を寄稿しています。
ビジネスの世界にも進出しており、2025年7月にはグローバルワン株式会社(マンション管理・不動産コンサルティング事業)グループの顧問に就任しました。
さらに企業や団体からの講演依頼も増えており、社会・政治・国際情勢をテーマにした講演活動を全国で行っているとのことです。
38年にわたる政治経験と豊富な人脈を活かし、「政治家」から「政治評論家・ジャーナリスト」へとフィールドを変えながら活発に活動している様子がうかがえます。
石原伸晃と脳梗塞のまとめ
- 石原伸晃さん本人に脳梗塞の経歴はなく、脳梗塞を患ったという事実は確認されていない
- 「石原伸晃 脳梗塞」がサジェストに出るのは、父・石原慎太郎さんが2013年に脳梗塞を発症したことが影響しているとされる
- 父・石原慎太郎さんは2013年に「軽い脳梗塞」を発症し、当初は「疲労」として公表していた
- 石原慎太郎さんの脳梗塞は右頭頂部の海馬付近が損傷し、深刻な後遺症が残った
- 後遺症として「利き手の左手が機能しなくなった」「平仮名を含む文字を忘れた」という影響があった
- 石原慎太郎さんは後遺症を抱えながらもワープロ・口述筆記で執筆活動を続け、2022年2月に享年89歳で逝去
- 石原伸晃さんの持病は心臓の不整脈(既往症)であることが2021年のコロナ入院時に公表された
- 2021年1月、コロナ陽性が確認されると無症状ながら心臓の既往症を理由に即日入院した
- 入院先は東京医科歯科大附属病院で、約10日間の入院後に退院
- 無症状での即入院は「症状があっても入院できない一般市民との差」として「上級国民」批判を受けた
- 橋下徹さんら一部からは「既往症があれば医師の指示で入院するのは当然」との理解を示す声もあった
- 2021年衆院選では野党共闘・地盤低下・コロナ入院批判などが重なり東京8区で初落選
- 落選後に内閣官房参与に就任するも、コロナ助成金問題でわずか4日で辞任
- 2025年6月24日に政界引退を正式発表し、約35年の政治家人生に幕を閉じた
- 引退後は政治ジャーナリスト・コラムニストとして複数の番組に出演し活発に発信を続けている


