夢白あやの退団会見「鐘が鳴った」は彩風咲奈の袴姿の瞬間だった

夢白あやの退団会見「鐘が鳴った」は彩風咲奈の袴姿の瞬間だった

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夢白あやさんが、2026年2月22日をもって宝塚歌劇団を退団することを発表しました。

2025年6月24日に行われた退団記者会見では、退団を決意した理由や、相手役・朝美絢さんへの報告エピソードなど、素直な言葉で思いを語ってくれました。

この記事では、退団会見の内容を詳しくまとめながら、夢白あやさんのプロフィールや退団公演の日程も合わせてお届けします。

この記事を読むとわかること
・夢白あやさんが退団を決意した理由と「鐘が鳴った」瞬間
・退団会見で朝美絢さんや彩風咲奈さんへ報告した時のエピソード
・退団公演「ボー・ブランメル」の日程とプロフィール詳細

夢白あやの退団会見で語った思いと経緯

2025年6月24日に行われた退団記者会見で、夢白あやさんはなぜ退団を決意したのか、そして宝塚での9年間にどんな思いを抱いてきたのかを素直な言葉で語ってくれました。

ここからは会見の内容を詳しく振り返ります。

彩風咲奈の袴姿で退団の「鐘が鳴った」瞬間

夢白あやさんが退団を決意したのは、2024年10月に行われた雪組前トップスター・彩風咲奈さんの退団公演「ベルサイユのばら」東京公演の千秋楽の日だったそうです。

宝塚ファンの間では、退団のタイミングについて「鐘が鳴る」という独特の言葉がよく使われますよね。

自分でも「いつそれが来るのか分からない」と感じながら走り続けてきた夢白さんですが、彩風さんが袴姿で退団公演の大階段を降りてきた瞬間、「次にそこに立つのは自分だな」と確信したといいます。

ここ、すごくドラマチックですよね。

実はこれには少し背景があって、彩風さんが退団を決められた際、夢白さんは「まだ未熟で、自分自身が納得いく状態ではない」と感じていたんです。

そのため、彩風さんから「あなたはタイミングが違うのだから、自分が納得いくタイミングで卒業を決意してほしい」という言葉をもらっていたそう。

彩風咲奈からの「納得いくタイミングで」という言葉

その言葉を胸に、夢白さんは同時退団という選択をせず、もう一歩精進する道を選びました。

その後、朝美絢さんを新たな相手役に迎えて「あさあや」コンビとして雪組を引っ張ってきたわけです。

そして彩風さんの退団から約半年後、「ROBIN THE HERO」の観劇の機会に、夢白さんは直接彩風さんへ退団を報告します。

彩風さんは「その決断ができる日が来て良かった」と話してくれたそうで、その言葉が「とても嬉しかった」と夢白さんは会見で振り返っていました。

ちなみに退団発表は2025年6月23日で、翌24日に兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で正式に記者会見が行われました。

ベルばらのアントワネット役が退団の転機になった理由

退団を決意する「鐘」が鳴ったタイミングと同時に、夢白さんは「ベルサイユのばら」のマリー・アントワネット役が自分にとって大きな転機になったと語っています。

実はこれ、かなり意外なエピソードなんですよ。

夢白さんは入団前に一度もベルサイユのばらを観劇したことがなかったそうです。

宝塚に入ろうと決めたきっかけがルパン三世の公演ポスターだったこともあり、宝塚の代名詞とも言えるベルばらとは縁遠いところから始まったわけですね。

でも実際に向き合ってみたら、「これだけ人の気持ちを動かせる作品があるんだ」と強く感じたといいます。

そして舞台に立った時に「役としてこれまで以上に充実した日々を実感できた」。

その充実感が、「舞台人として、娘役として、区切りをつけられるタイミングだった」という実感につながったそうです。

初エトワールを飾ったベルばら公演

2024年7〜10月に行われた雪組公演「ベルサイユのばら-フェルゼン編-」では、マリー・アントワネットを演じると同時に、夢白さんにとって初めてのエトワール(公演の締めくくりに独唱する栄誉ある役)も務めました。

彩風さん演じるフェルゼンと、夢白さん演じるアントワネットの組み合わせは宝塚ファンの間でも高く評価されており、1974年の初演から50周年を迎えた節目の公演を締めくくる存在として、夢白さんの存在感が光った舞台でもありました。

朝日新聞の取材でも「役として充実して過ごせる日々があったんだと発見した」と振り返っており、アントワネット役への向き合い方が夢白さんにとってどれほど深いものだったかが伝わってきます。

朝美絢への報告と温かいエールの言葉

相手役である朝美絢さんへの退団報告は、「愛の不時着」のデュエットダンスの振り付けのお稽古が終わったタイミングで行ったそうです。

そのとき朝美さんは「あやちゃんが決めたことは、全力で応援するよ」と言ってくれたといいます。

そのエールがとても温かく、心強かったから、こうして発表できたと感謝の気持ちを語っていました。

コンビ間の絆の深さが伝わってくるエピソードですよね。

夢白さんは会見の中で、朝美さんについてこう語っています。

「雪組に組替えして来た時、経験した者にしか分からないこともたくさんあり、相談させていただいていたのが朝美さんだった」と。

全国ツアーでご一緒した経緯があったことも、安心して新たな雪組をスタートできた理由のひとつだったようです。

「最後まで朝美さんの背中を追いかけていきたい」という言葉は、ファンの間でも特に印象に残ったフレーズとして話題になっていました。

また、雪組の仲間への報告は「東京公演の千秋楽前日」に行い、「すごく温かく受け止めてもらった」と話しています。

たくさんの仲間に支えられながら退団を決意した夢白さんの姿が目に浮かぶようですよね。

お披露目「BONNIE & CLYDE」のボニーが最も印象深い

記者会見でもっとも印象に残っている役を聞かれた夢白さんが答えたのは、トップコンビお披露目公演だった2023年2〜3月の「BONNIE & CLYDE」(御園座公演)です。

「意外と緊張しやすい」と自己分析する夢白さんにとって、お披露目公演はさらにプレッシャーが大きかったと思いきや、「役になりきること、そして舞台に立つことがどれだけ幸せなことなのかを感じられた瞬間」になったといいます。

宝塚ファンの間でも「夢白あやじゃないと成立しない作品だった」と語り継がれているほど、ボニー・パーカー役は夢白さんにフィットした役柄でした。

元祖アメリカン・アウトロー、ボニー&クライドの物語を描くこの作品では、彩風咲奈さんとのコンビで名古屋・御園座という特別な舞台を盛り上げました。

この公演が彩風さんとの2人目の相手役として正式にお披露目となったもので、宝塚としてもファンにとっても特別な意味を持つ公演だったんですよね。

その後の大劇場でのトップお披露目となった「Lilacの夢路」も素晴らしかったですが、夢白さん自身は原点として「BONNIE & CLYDE」を挙げているのが印象的です。

宝塚改革への思い「劇団と生徒の団結が大切」

退団会見の中で夢白さんが語ったもう一つの重要なテーマが、宝塚歌劇団の改革についてです。

夢白さんは「劇団も私たち生徒の気持ちにすごく寄り添って、改革を進めてくださっている。

日々変化しているのも感じています。

劇団と生徒が一致団結して、進んでいかなければならない。

宝塚歌劇団がここまで111年続いてきたのを途切れさせないためにも、劇団と生徒の団結する力が大切だなと、私は思います」と、きっぱりとした口調で語りました。

宝塚は近年、劇団員のメンタルヘルス問題や雇用形態の見直しなど、大きな改革の時期を迎えています。

夢白さんはそうした動きについて、ファンへも「温かい目で見守っていただけたら」と呼びかけました。

ここで注目したいのが、夢白さんが「103期生」であり、宙組に配属されていた過去があるという点です。

宙組では2023年秋に同期生の死亡という痛ましい出来事があり、その後の劇団の対応や改革姿勢に対して、当事者に近い立場から語る夢白さんの言葉は、特別な重みを持つと評されています。

専門メディアでも「103期のあやちゃんが語ることに大きな意義がある」と指摘されていました。

夢白あや退団会見を調べる人向けの関連情報

夢白あやさんについてもっと知りたい方のために、プロフィールや退団公演の詳細、宝塚での歩みをまとめました。

プロフィールと本名・出身地

夢白あやさんのプロフィールを整理してみましょう。

項目内容
読みゆめしろ あや
生年月日8月27日
出身地東京都杉並区
出身校明星学園高等学校
身長162cm
入団年2017年(103期生)
入団成績4番
愛称あや
トップ娘役就任2022年12月26日

本名については公表されていませんが、宝塚音楽学校の入学は2015年です。

芸名の「夢白あや」は清楚で儚げなイメージと、彼女の存在感をうまく表した名前ですよね。

出身の明星学園高等学校は東京都三鷹市にある私立の学校。

6歳からクラシックバレエを習い、ブロードウェイの来日公演「雨に唄えば」に感激して声楽も習い始め、母親と街中でルパン三世の雪組公演ポスターを見て「すごく格好いい!」と魅了されたことが宝塚を目指すきっかけだったといいます。

宝塚の舞台を一度も見ないまま音楽学校を受験し、1回で合格というのも夢白さんらしいエピソードです。

入団後は仲間に勧められた公演DVDを片っ端から見て猛勉強したそうですよ。

退団はいつ?退団公演の日程

夢白あやさんの退団が気になっている方も多いと思います。

退団日は2026年2月22日です。

東京宝塚劇場で上演される退団公演「ボー・ブランメル〜美しすぎた男〜」「Prayer〜祈り〜」の千秋楽をもって退団します。

公演劇場期間
宝塚大劇場公演宝塚大劇場2025年11月1日〜12月14日
東京公演東京宝塚劇場2026年1月10日〜2月22日

退団公演のタイトル「ボー・ブランメル〜美しすぎた男〜」は、19世紀イギリスのファッションアイコン・ジョージ・ブライアン・ブランメルの生涯を描いたミュージカル・ロマン作品。

朝美絢さん演じる美しすぎる男・ブランメルに対して、夢白さんはハリエット・ロビンソン役を担当します。

朝美絢さんとの「あさあや」コンビでの最後の大劇場公演ということもあり、ファンの期待と惜別の思いが高まっています。

103期・宙組出身としての経歴と受賞歴

夢白あやさんは宝塚歌劇団103期生として2017年に入団。

初舞台は「幕末太陽傳/Dramatic “S”!」で、その後宙組に配属されました。

宙組時代(2017〜2020年)は新人公演でヒロイン役に抜擢されることが多く、「異人たちのルネサンス」「オーシャンズ11」などで新人公演ヒロインを務め、バウホール公演では「リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド」で初ヒロインを経験しています。

2020年9月に雪組へ組替えし、2022年12月26日付で雪組トップ娘役に就任。

彩風咲奈さんの2人目の相手役として、御園座での「BONNIE & CLYDE」でお披露目を行いました。

受賞歴
2020年阪急すみれ会パンジー賞 新人賞
2023年阪急すみれ会パンジー賞 娘役賞
2024年宝塚歌劇団年度賞 2023年度努力賞

また2018年には阪急阪神初詣ポスターのモデルに起用されています(103期生代表として)。

努力賞・娘役賞と複数の賞を受賞しており、その実力が各方面から認められていたことがわかりますよね。

朝美絢との「あさあや」コンビを振り返って

2024年に彩風咲奈さんが退団した後、夢白あやさんの新たな相手役に就任したのが朝美絢さん。

「あさあや」の愛称で親しまれた二人のコンビは、「愛の不時着」「ROBIN THE HERO」の2作という短い期間でしたが、その美貌と実力で多くのファンを魅了しました。

「愛の不時着」(2024年11〜12月、東京建物 Brillia HALL・梅田芸術劇場)は、韓国ドラマを宝塚版にアレンジした話題作。

朝美さん演じるリ・ジョンヒョクと夢白さん演じるユン・セリのラブストーリーは、「あさあや」の持ち味を最大限に引き出した作品として評価されています。

また2025年には、アイウェアブランド「EYEVAN(アイヴァン)」のグローバルブランドアンバサダーに朝美さんと夢白さんの二人が就任しており、コンビとしての美の存在感は宝塚の外でも高く評価されていましたよ。

「朝美さんと一緒にいると安心感があって、最後まで背中を追いかけたい」と会見で語った夢白さんの言葉が印象的でした。

2作という短いコンビ期間をもっと長く見たかった、というファンの声は多く聞かれています。

退団会見でのファンの涙と反応

2025年6月24日に行われた退団記者会見では、白のレースのワンピースで登場した夢白さんが終始笑顔で清々しい表情を見せたといいます。

本人は「納得して決断した」と清々しい表情でしたが、ファンの間ではその姿に涙したという声が多く聞かれました。

ブログやSNSでは「笑顔なのに見ているこちらが涙した」「本当に立派な会見だった」という感想があふれ、退団会見に対して「パーフェクトだった」と評する専門メディアも複数あったほどです。

ファン心理として複雑なのが、「彩風さんとのコンビ3作、朝美さんとのコンビ2作、合計5作でのご卒業」という点。

宝塚のトップ娘役としては比較的短い期間での退団となったこともあり、「もっと見たかった」という声も多くあります。

一方で「惜しまれながら退団するのがまさに花」という宝塚らしい評価もあり、夢白さんらしい潔さに共感するファンも多いようです。

宝塚歌劇団の村上浩爾理事長も会見で、「芝居・ダンスに加え歌唱においてもどんどん力を付けていき、新しい息吹を舞台に吹き込んでくれる素晴らしいトップ娘役」と高く評価。

退団を惜しみながらも今後の活躍への期待を込めたコメントを残しました。

夢白あや退団会見のまとめ

  • 退団発表は2025年6月23日、記者会見は翌24日に宝塚大劇場で実施された
  • 退団日は2026年2月22日・東京宝塚劇場公演の千秋楽
  • 退団公演は「ボー・ブランメル〜美しすぎた男〜」「Prayer〜祈り〜」
  • 退団を決意したのは彩風咲奈の退団公演千秋楽・袴姿で大階段を降りる姿を見た瞬間
  • 「鐘が鳴った」と会見で語り、9年間で初めて退団の確信を得た
  • ベルサイユのばらのマリー・アントワネット役が舞台人としての転機となった
  • 入団前にベルばらを観劇したことがなかったという意外なエピソードも明かされた
  • ベルばらでは初エトワールも経験し、1974年初演から50周年の節目公演を飾った
  • 朝美絢への退団報告は「愛の不時着」のお稽古終わりに行った
  • 朝美絢は「あやちゃんが決めたことは全力で応援するよ」と温かいエールを送った
  • 最も印象に残った役はトップお披露目の「BONNIE & CLYDE」のボニー・パーカー
  • 宝塚改革についても「劇団と生徒の団結が大切」と自らの言葉で語った
  • 103期・宙組出身という立場から語られた改革への言及は特別な重みを持つとされる
  • 白のレースのワンピースで笑顔で登場し、ファンからは「パーフェクトな会見」と高評価
  • 退団は惜しまれるが「潔い退団こそ花」という宝塚らしい評価もある

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